2020-21の京都ハンナリーズはアーリーオフェンスのチームになるのか?

Bリーグ

○京都はアーリーオフェンスのチームに生まれ変わる?

●昨シーズンはどんなチームだった?

昨シーズンの京都は、「酷使する主力のスタミナを無駄に消費しないように速攻は積極的に狙わずに、終盤にマブンガとサイモン先輩のビーストパワーで接戦をものにするチーム」だった(寺嶋加入後は速攻が増えた)。

↑ビーストパワーを目の当たりにした私達

結果として、2019-20シーズンの京都はハーフコートオフェンスのチームだった。

・速攻得点の割合 15位/18チーム
・Pace(40分の攻撃回数平均) 15位/18チーム

「Pace」の値は計算式が複数あるため各サイトでバラつきがあるが、ここではしんたろうさんのB.League Analyticsの数値を参照した↓

【数字で見るBリーグ】速攻について本気出して考えてみた
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●今シーズンは寺嶋中心のアーリーオフェンスのチームになる

今シーズンの京都は、寺嶋を中心としたアーリーオフェンスのチームになると予想する。

新人契約の寺嶋を副キャプテンに抜擢するという人事は、チームの戦術の中心に据えるという覚悟の表れのように感じられる。

また、今オフに獲得した選手達を見ると、走る気満々の思える。
京都のロスター↓リンク先:ハンナリーズ公式サイト

選手 | 京都ハンナリーズ
B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチーム、京都ハンナリーズの公式サイトです。

外国籍ガードのライスを獲得

走るしかない。ライスはハーフコートも相当やれそうだけどね。

・ガードの充実

走るしかない。というかPG5人はさすがに多すぎだろ

・インサイドの層が薄いので守り合いでは勝てない。殴り合うしかない

走るしかない。

○アーリーオフェンスをする場合の懸念

インサイド陣のスタミナだ。

アーリーオフェンスは気功砲なみに体力の消耗が激しい。

参考

PF、Cが永吉とサイモン先輩しかいない現状では、酷使に慣れている彼らといえども体力的に厳しいかもしれない。

○ディフェンスはどうすればいいの?

気合だ。

相手次第だが、プレスディフェンスとインサイドをガン守りするタイプのディフェンス7:3くらいの割合で使いたい。なおスタミナ

プレスディフェンスはなんでもいいけど、インサイドガン守り系のディフェンスは、ゾーンディフェンスではなくパックラインディフェンスを採用したい。

【パックラインディフェンスとは】
3PTラインから内側1m以内をガン守りするマンツーマンで、ボールマンにはプレッシャーをかけるがオフボールディフェンダーは常にヘルプの準備をし、キャッチ&シュートに対しては気合のクローズアウトで対応するといった感じのシステムだ。
ベースラインには行けせない方向付けなど、普通のマンツーマンのセオリーとは違った約束事が多い。

↓の動画の解説がわかりやすい

Youtube  Be a baller

【ゾーンを採用したくない理由】
サイズの無い京都は、ボックスアウトが難しいゾーンではリバウンドが取れない。ゾーンはアクセント的な使用にとどめたい。

このパックラインディフェンスとプレスをチェンジングして守れば、相手も手を焼くだろう。

○キープレイヤーは?

満田。

満田が寺嶋の相棒(過労○枠)としてフィットし、元気に走り回らないと京都のアーリーオフェンスは成立しない。

↑役割論理界の過労○枠のギャラドスさん

○残り一人の外国籍は、どんな選手がいいの?

外国籍選手を獲得するなら、オフェンスもディフェンスも下手でいいから身体能力お化けのリバウンダーが欲しい。というかゴーバンが良かった。

アーリーオフェンスは、相手からボールを奪わないと始まらないからリバウンドが取れないとマージでキツイ。

予算も潤沢にあるわけではないと思うので贅沢は言わない。リバウンドだけでいいので外国籍選手があと一人欲しいですお願いします。

○今シーズンの展望

今シーズンは厳しい戦いになる。

昨シーズンは層は薄いながらもバランスが良いロスターで対応力があったが、今シーズンは槍のようなロスターで、上手くいくか否かの明暗がくっきり分かれると予想。

竹槍になるかロンギヌスの槍になるか小川新HCの采配に注目だ。

○まとめ

走るしかない

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