○ボックススコア
○「まーた笛ンスで勝ったのかよ」と言いたいが、残念ながら
フランスは強かった。フランスが勝利にふさわしいプレイをしていた。
○何もかもが互角だったが、ターンオーバーで勝負ついた
両チームともシュートの調子が悪くて、リバウンドは互角だった。フリースローもほぼ互角。
ターンオーバーだけが、フランス13-15ドイツとドイツが若干多い上に、質も悪かった。速攻に繋がるライブターンオーバーをはじめとしたターンオーバーからの得点を20点もフランスに許し、流れを失っていった。
ターンオーバーが勝負を分けた感ある。
○ツインタワーシステムを窓から投げ捨てたフランスディフェンスが覚醒してる
あのドイツを黙らせるフランスのディフェンスヤバい。
フランスは、準々決勝のカナダ戦と準決勝ドイツ戦で、センターのゴベアを5分くらいしか使ってないんよ。
これまではウェンビーとゴベアのツインタワー中心だったが、それを窓から投げ捨ててからのフランスがめちゃくちゃ強い。
ディフェンスの強度がヤバ過ぎる。機動力に振り切ってからはボールディフェンスもヘルプディフェンスもバグレベルに向上して、ドイツがやりたいことを全くやらせなかった。TOも15本も誘発させた。
○ヤブセレが生き生きしてて草
ゴベアを干した影響で、インサイドへのアタックが弱まるどころかパワーアップしててワロタ。
PFのヤブセレが手が付けられなくなるほど暴れてる。
ウェンビーがアウトサイドに出た後は、その空いたインサイドのスペースをゴリゴリに突いて2点を量産しててビビる。
26分出場 17得点(7/11)、7リバウンド
○フランス26番のレソートさんもエグすぎ
ゴベアはウェンビーの控えとしても使われず、代わりに26番のレソートさんがウェンビーがいないフランスのゴール下を守ってるんだが、レソートさんもすごすぎ。
身長は206cmとそこまで大きくないんだが、フィジカルゴリゴリタイプでめちゃくちゃ強い。ドライブコースに入ってチャージングを取るフットワークもあるし、ボールだけをはたくスティール・ブロックの感覚も抜群。
オフェンスでも16分の出場で10得点(FG4/5)と大活躍。
ウェンビーとゴベアのバックアップのレベル高すぎて泣いちゃった・・・。
2023,24のユーロリーグファーストチームが控えって・・・今から日本人ってことにしない?
○ドイツはワグナー兄弟が仕事させてもらえなかったのが「キッツ!」すぎた
序盤は、フランツのシュートタッチが良さそうな上にインサイドアタックできていたのでドイツが盤石かなと思ったんだが、ゲームが進むにつれてフランスが対応してきてヤバかった。
もう、フランツワグナーにバケモン程にやられた日本としては信じられんくらいにフランスディフェンスを打開できていなかった。10得点(FG4/10)
モリッツワグナーにもバケモンほどにやられた日本(以下略)、フランスにバチ止めされていた。4得点(FG2/7)
ドイツの要のこの兄弟が湿ったことが、ドイツの敗因だと思う。フランスは困難なミッションを達成した。
ちな、フランツワグナーは予選リーグでフランス相手に26点(FG8/15)と暴れていた。
○まとめ
日本の実質的銀メダル以上が確定したな(遠い目)