スーパースターの紹介を通してNBAの歴史を学んでしまおうという「レジェンドの遺産(仮)」のコーナーです。
記念すべき第一回目は、オフシーズンになると必ず話題に上がる「コービー&シャック」です。
いや、正直この二人は単体でも他のレジェンドの3倍のネタがあるから一人ひとり紹介したかったんですけど(後々単独の記事を書くと思います)、アメリカのほうで話題に上がってるから紹介するよー (´▽`)
ちなみに、アメリカでちょっと盛り上がっている話題↓
世界中のホテル予約を、一気に比較【ホテルズコンバインド】○コービー&シャックとは?
コービー&シャックとはロサンゼルスレイカーズで2000年から2002年にかけて三連覇を達成した、NBA史上最強のデュオの一つです。
その強さだけでなく、二人の強烈なキャラクターもあって絶大な人気を誇っていました(その分アンチもハンパなく多かった ( ノ゚Д゚) )。誇張ではなく、あの当時のNBAはコービー&シャックを中心に回っていました。
【誰かに話したくなる知識】NBAでは三連覇のことをスリーピートと呼びます。スリーとリピートを組み合わせた造語です。考案者は選手でもコーチでもなく一般人だと言われいてます。過去に、考案者を名乗る人物がスリーピートの使用権を巡って訴訟を起こしています。
○コービー・ブライアントとは
ロサンゼルス・レイカーズ(1996-2016)のシューティングガード。類まれな身体能力と精確なアウトサイドシュートで得点を量産するスコアラー。1ON1からのオフェンスを好む。メンタルお化けでどんなにシュートを外し続けても打ち続ける。コービー曰く、
「シュート確率1/9という中途半端な形で終わらせることはない。自分にとってそれはゲームを放棄しているのと同じだ。1/29になるまで打ち続ける」
コービーはいったい何と戦っているんだ・・・。
自分の能力に絶対の自信を持っており、タフショットでも構わず打つ。そのメンタルお化けぶりは、練習態度にも表れており、異常なまでにストイック。問題なのはそれを他人にも押し付けちゃうんだ (´・ω・`) チームメイトとの軋轢もしょっちゅう。超マイペースな孤高の存在。
○シャキール・オニール(通常シャック)とは
ロサンゼルス・レイカーズ(1996-2004)のセンター。圧倒的なパワーを持つ人外。初期のシャックは本当にダンクしかしてなかった。他のプレイができないというよりする必要がなかったのだ。NBAという魔境の住人たちは例外なく化け物なのだが、その化け物たちがシャックと接触するとはじけ飛んでいく。その隙にダンク ヽ(・∀・ )ノ
彼のプレイを見ていると「あれ、バスケットボールって接触禁止を原則的ルールとして始まったスポーツじゃなかったっけ?」とこのスポーツの起源を疑ってしまうほどだ。
その性格は、明るくユーモアにあふれ、お調子者でみんなの人気者。親分気質で面倒見がいい。練習には熱心ではなかったようで、コンディション不足でシーズンを迎えることもしばしばあった(年齢とともに体重も増えていった)。
そう、コービーとシャックは性格が真逆なのだ。
あまりに違う価値観が軋轢を生み、練習場では殴り合いに発展する言い合いもあったようだ。
~中篇に続く~