○新加入のコーがフィットを通り越して支配している件
まず、コーがスタメンの時点で「ファッ!?」となったが、即座に納得した。
完全にエースの働き。CSでの覚醒が、オフシーズンを挟んでも全く冷めていなかった。
ディフェンスも相変わらず良い。スティール勘が冴えてる。大浦から2本(多分)奪ったのはビビった。
そして琉球にとって最もデカイのは、岸本との相性が抜群に良いことだ。
メインのボールハンドラーができて、ドライブが得意でディフェンスを引きつけるコーは、岸本との相性補完が素晴らしい。岸本には余計なタスクを与えずにシュートを打たせたほうが強い。
並里と岸本は同時に並べるとサイズの問題が出てくるが、コーにはそれが無いことが大きい。並里と岸本を両方出さないでビッグラインナップにするという選択肢を取れることも戦術の幅を広げる。
琉球はマージで良い補強したわ。
○ヒューのゴール下での得点感覚エグい
代表のときから声高に言っているが、ヒューのポストプレイのセンス凄いわ。バスケを初めて間もないとは思えん。
ゴール下のシュートって見た目は簡単だけど、マージで難しい。力加減が難しいから指先の繊細なタッチが求められる。
アウトサイドシュートは再現性が重要なのに対して、ゴール下はアドリブも必要だ。相手とのコンタクトや身体が流れていたりすることが多いから。
ヒューは、日本のビッグマンにいなかったタイプに成長する可能性が高いので、琉球はプレイタイムをしっかりと与えてほしい。
NOTE
試合終了間際に腕を強打してベンチへ下がったが、続報が無い。心配だ。
○秋田の新戦力はまだまだこれから
田口やグリンがまだ本来の力を出せていないので、秋田のオフェンスはまだまだこれからという印象。
川嶋は一番早くフィットしそう。ヌルヌルドライブがあったり、小さい相手にポストアップしたりと、秋田に必要なオフェンス面のツールを持っている。
○秋田は「オンザコートゼロ」の時間帯はスリーのレンジを広げてみない?
秋田の「オンザコートゼロ」の時間帯はスモールラインナップになるため、ドライブが決まらないと相手ディフェンスを収縮できないので、シュートチャンスを作ることが難しくなる。
そこで提案なのだが、スリーのレンジを広げてみないか?
全員の立ち位置をスリーのラインから1m後ろにしよう。
ドライブするスペースを作るために、無理やりストレッチしようという算段だ。
秋田のスリーの確率は昨シーズン31.9%でリーグ18位なんだが、離れたところから打ったら更に入らなくなるんじゃないの?
その可能性はある。
しかしワイ氏が見る限り、秋田のスリー確率の低さはシューターの能力の低さではなく、プレッシャーに晒された結果、確率が落ちているように感じている。
上手く行くかわからんが、ちょっと試してみようぜ。