【23-24第35節G2】千葉ジェッツVS宇都宮ブレックス【ワイ氏の反応】

Bリーグ

○ボックススコア

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Bリーグ 2023-24 B1リーグ戦 2024/04/28 千葉J VS 宇都宮 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。

○宇都宮が3Qにディフェンスのギアを上げて勝利をもぎ取る

この試合は3Qで勝負が決まった。

ディフェンスの強度が増した宇都宮が、6つのターンオーバーを誘って得点を重ねた。

ワイ氏的には3Q一番初めのムーニーにダイブされてイージーレイアップされるところを止められたことが大きかったと思う。あそこでイージーにダンクされていたら、千葉のイケイケムードになっていた。

○最高のタイミングで第一シードを決めた

宇都宮は、CSに向けてベストともいえるタイミングで第一シードを決めた。

もうここからは、CSの対戦相手のスカウティングとコンディション調整をするだけだ。今週と来週の時間すべてをCSに使えるのはデカい。

最高の状態でCSを迎えることが出来る。

○明暗を分けたフリースロー

宇都宮はペイントに力強くアタックしてフリースローを30本も貰った(22本決めた)のが偉かった。スリーの調子が良くなかった分の得点を補った。

千葉も24本とバグレベルの本数を得たが、13本しか決めることができなかった。

千葉は、テクニカルファウルで2本献上したフリースローと、外した11本のフリースローがもったいなかった。

○オフェンスを修正してきた千葉

千葉がむちゃくちゃペースを上げてアーリーオフェンスの意識が高くなっていて良かった

クリエイトの引き出しとスペーシングが伸びしろなら、展開を早くしてチャンスの数を増やす&コートを広く使ってスペースを作るアーリーオフェンスは理にかなっている。

CSに出場する強豪相手には、ペースを上げていくことが突破口になる。

あと、富樫を厚く守ってくる宇都宮に対して、ムーニーがスクリーンをキャンセルしてダイブするアクション(スリップ)を増やしていたが、かなり刺さってた。

○フォトゥのフックが苦しいときに決まる

前半はかなり千葉のリズムで試合が進んでいて宇都宮は結構苦しかったんよ。

そこでインサイドをコツコツ攻めれたのが偉かった。特にフォトゥのフックがバチポコにチームを救っていた。タフショット気味のシュートも決めててマージで上手かった。

○ニュービルがバケモンだけど、それについていく内尾エグい

シュートの調子が悪くても、ニュービルが脅威過ぎた。
ドライブのキレがヤバい。

でも、それをスローダウンさせていた内尾のディフェンスがバグレベルに良いとワイ氏の中で話題になっている。

内尾から代わったディフェンダーたちがニュービルにスコスコ抜かれているのを見て、内尾のレベルの高さを感じた。

○比江島はパスまで上手すぎる

比江島はパスまで卓越している。

絶妙な「間」でパスを出している。キャリア終盤はPG比江島が爆誕しててもおかしくない。

○ホットな富樫

富樫のこのゲームへの熱意が伝わってきた。
速攻とペイントアタックがいつもの比じゃなくアグレッシブだった。スリーの調子も良く、宇都宮は富樫のドライブを捨て気味に守るしかなかった。

このリジェクトプルアップスリーは止めるの無理だろ。
富樫が目線でムーニーのスクリーンを呼んでて、比江島の意識がスクリーンに削がれてるから反応が遅れた。ディフェンダーが上手ければ上手いほど止めずらいプレイだ。

○クリスを上手く使えば絶対クリエイトが楽になるだろこれ

クリスの引力がすごくて、コートにいるだけでスペースできてる。クリスがコートインしてすぐに富樫のドライブが増えてる。

ボールを持てば、さらに引き寄せられる。

これ、上手く利用すれば絶対にオフェンスが簡単になるだろ。オフェンス担当スタッフはなんとかしろ。

○まとめ

「17歳vs43歳」のマッチアップでタイムラインがざわついたが、その中でひっそりと「今の田臥ってあんな感じなんだ…」と絶句してる千葉ジェッツブースターがいたのが地味に面白かった。

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