◯ボックススコア
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◯台湾のプレスを意に介さない安定したゲーム運び
ワイ氏的にこの試合で最も評価したい点。台湾の2-2-1ゾーンプレスに日本は完璧に対処していた。
台湾のプレスはオーストラリアも苦戦していたくらい強力だが、日本は基本通りパスコースを常に3つ作って余裕を持ってボールを運んでいた。
PG陣のボールハンドリングも見事だったが、チーム全員がコンセプトを理解してプレイしていた。
プレイヤーも素晴らしいが、しっかりと準備したコーチもみんな素晴らしい。
◯ホーバスバスケはやっぱりスリーが決まらないとキツい
崩せている。オフボールの動きも良くなっていて合わせも良い。
後はフィニッシュ・・・、特にスリーを確実に沈めたい。スリーはこの試合32.4%と物足りない。
ホーバスバスケはスリーが入ってからようやくスタートラインだと思う。
◯台湾のロマンギミックゾーンディフェンス
台湾のゾーンディフェンスなんだが、2-3から1-3-1に変化してた。
チェンジングの約束事は全くわからなかったが、ワクワクしか感じなかった。
なお、1-3-1になった途端に日本にやられていたので、2ポゼッションくらいしか披露してくれなかった模様。
1-3-1さん、どうして・・・。
◯おでん”さん”・・・俺達を導いてくれ!
新エース爆誕。
西田27得点(FG9/13)と大活躍。
おでんさんのドライブからのレイアップがガチすぎる。
まず、使えるレイアップの種類が多い。逆手、リバース、ダブルクラッチ、エクステンド・・・これらのレイアップをタイミングを変えて打てるからディフェンダーはファウル無しで止めるのが難しい。
そして、安易にフローターに逃げずにフィジカルで解決しようとする姿勢が最高。
ディフェンダーに身体をぶつけてスペースを作ったりジャンプさせないようにする技術は、日本に欠けていると思う。西田すごい。
◯谷口さんのメンタル強すぎない?
この試合で谷口のことが好きになった。
初招集にも関わらずスターターを任され、試合開始から5分足らずでスリーを3本連続で外してしまう。
これにはさすがにテレビの前のBリーグ民もザワついたはずだ。
しかし、谷口は折れなかった。3本目のスリーを外した1分後に再びスリーを打って見事に沈めた。
これだよ・・・この面メンタリティが相手を怯ませるんだよ・・・!
谷口のスリー攻勢は1Qで終了したが、2Q以降も効果が続いていた。スクリーナーとして献身的に働いていたときもディフェンダーは谷口のことをフリーにできなくなっていた。
◯牛若丸がマージで上手すぎ
斉藤がリアルガチすぎる。いとも簡単に相手ディフェンスを切り裂いてチャンスを演出しやがる。ヘジテーション上手すぎて緩急エグい。
落ち着きぶりも立派。
代表経験が浅い勢は、みんな動きが固くてボールをポロポロしてるのにめちゃくちゃ安定してた。
2Q残り4分くらい?での1対2の不利状況で相手のビッグマンをスクリーンにしてレイアップした「一人ピック・アンド・ロール」がすごすぎた。国を背負った代表戦でそのプレイを選択する?
足を痛めた直前のポゼッションでは2連続でビハインドバックパスするし、代表戦を遊び場のようにプレイするその姿は、余裕が溢れて見えた。
◯佐藤はワシが育てた
佐藤大活躍。めちゃくちゃフィットしとるやんけ!
スリー3/5も立派だが、サイズとディフェンスが魅力的すぎる!クローズアウトシチュエーションでも無理に間合いを詰めたり飛んだりしなくてもいいのがつーよい!
不運もあってファウルアウトしてしまったが、素晴らしい働きだった。
富樫、斉藤と同じチームでプレイ経験があるのもデカイ。
ホーバスHCも気に入ってくれるとええな・・・。
◯まとめ
オーストラリア戦も頼むで