○試合結果
B1第8節ゲーム1
名古屋D 59-73 千葉
1Q 10ー22
2Q 17ー11
3Q 14ー18
4Q 18ー22
【活躍した人のスタッツ】
○名古屋D
・満田
11PTS
○千葉
・ダンカン
24PTS、10REB、4AST、3STL
○管理人の雑感
・ダンカンめっちゃ気合入ってて草
上のスタッツの通り、ダンカン無双だった。
今シーズンは、特に気合が入っているダンカン (`・ω・´)
その理由は、3人目の外国籍選手のニックメイヨが新卒ながらポテンシャルの高さを感じさせるプレイを見せているため、自身の出場機会が安泰ではないことを感じているのだろう。
・ダンカンと富樫のオフェンスのシナジーは強力無比!
オフェンスにおけるダンカンと富樫のシナジーは強力だ。
①今年はピック&ポップが凶悪
ピック&ロール(以下PNR)は言うまでもない。
今年はピック&ポップ(以下PNP)が強力な武器だ。ダンカンの3FG%が61.9%と高確率なため、得点効率が非常に高いのだ。
この第8節まで見る限り、ダンカンのPNPへの対策はスイッチすることがベターなようだが、富樫とダンカンの1ON1をミスマッチの状態で止めることとダンカンの3PTミスを祈ることのどちらが期待値の高いディフェンスなのかはわからない。どちらも地獄なことはわかる (´・ω・`)
NOTE
ピック&ポップは、ピック&ロールのスクリーナーがリングへ向かわずにスリーポイントラインあたりで待機して、インサイドのスペースを空けつつアウトサイドシュートを狙うプレイ
②富樫が立っているだけで、ダンカンの1ON1スペースが生まれる
ダンカンにとって富樫はありがたいプレイヤーだよ。
PNRでディフェンスをひきつけてワイドオープンのシュートを打たせてくれることはもちろんなんだけど、自分がプレイしたいエリアのスペースを確保してくれるからね。
立ってるだけで ( ゚д゚)
↑この試合の3Q、ギャビンからダンカンにボールが渡った場面
各チームの富樫対策は基本は同じで「ボールを持たせないこと」が一番なんだ。それで上の写真のようにマークマンは、ボールをガン無視で富樫にフェイスガードする。
上のシチュエーションでは、ダンカンの1ON1を止めるために、富樫のマークを外してヘルプに行かなきゃならない。しかし富樫に注視するあまり、コートの状況がわからずにヘルプに行けてないという状況が起こっている。
そりゃダンカンも24点取るわ (^o^)ノ
NOTE
ちなみに上のシチュエーションでは、ギャビンのマークマンはヘルプにいけない、リングにダイブするギャビンのケアをしなくてはいけないから。
小野と田口のディフェンダーもヘルプに行くのは難しい。距離が遠いためにヘルプに時間がかかる上に、キックアウトされるとワイドオープンの3PTが飛んでくる。小野の3FG%は33%だからギリギリ打たせてもいいが、田口は42.1%だから打たせてはいけない。
・それでもダンカンと富樫のプレイタイムはずらすべき
誤解の無いように先に言っておくが、これは「富樫とダンカンのどちらかはコートに立たせるべき」ということが真意だから ´ω`)ノ
理由① PNR、PNPはギャビンでもできる
ギャビンもアウトサイドシュートが上手い(年々上手くなっている)プレイヤーで、今シーズンは3FG%が56%もある。
ギャビンのPNPも強力なため、ダンカンにこだわる必要は無い ( ´Д`)
理由② セカンドユニットのオフェンスの起点として起用したい
ギャビンもパーカーも有能極まりないプレイヤーだが、フィニッシャーとして優れていても、1ON1がそこまで得意なプレイヤーというわけではない。
攻撃の起点となる富樫のいない時間帯に、ギャビンとパーかーだけだといまいちオフェンスが機能しない (´Д` ) 。
そこで、ダンカンには、セカンドユニットのオフェンスの起点になってもらおうという話である。
NOTE
バスケは、チーム内の強力なプレイヤー上位5人をスタメンにすれば良いわけではない
理由③ 富樫とダンカンは活躍するために必要なリソースが同じ
富樫と小野を同時に起用するべきじゃない理由と同じだよ
ダンカンと富樫は、共に1ON1を武器にするプレイヤーで、二人ともボールの長時間保持、シュートアテンプト、スペースを必要とするプレイヤーだ。
これは、有限なリソースを食い合って良くない。
よし、プレイタイムをずらそう!
・・・
なんかこの記事、この試合の感想というよりは、「弱体化した千葉ジェッツは昨シーズンの強さを取り戻せるのか~パート2~」みたいになっちゃったね・・・名古屋D側の感想を見たかった人ごめん・・・