◯ボックススコア
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◯1Qぼく「B1とB2は差があるな…え?越谷の方がB2なんですか!?」
この試合面白かった。
越谷が1Qを27-12と15点リードして終わり「うおおおお!!越谷サイッキョ!!」と興奮する序盤から始まり、千葉が逆転した後の4Qでも越谷が闘志を失わずに食らいつく好ゲームだった。
初見の人が前半を見たら、越谷の方がB1だと勘違いしてもおかしくないほど越谷良かった。
◯千葉が立ち上がり悪かった理由を擁護すると
追記
千葉は天候不良で釧路に当日入りになったらしい。しかも、試合時間を変更してるとなると本当の試合直前に会場に到着した可能性ある。
大きく分けて2つ。
①スターター変えて選手起用ローテもグッチャグチャ。
荒尾をPFスターターとして起用した初めてのラインアップで点数が取れず、それ以降のローテーションもいつもと違う混乱したようなものに見えた。
荒尾をスターター起用するという方向性は良かったと思うよ。ローとスミスを有効に起用するためには日本人ビッグマンの活躍が必要だという主張は、ワイ氏も同感だ。
しかし、パトリックHCが試験運用の相手として適当だと判断した越谷が思いの外強かった。最近のB2は何食って育ったんだといいたくなるほどに強い。
②スリーのタッチ悪い。
まあ、これはしゃーない部分もあるけど、千葉は編成の時点でスリーが入らないとオワなのが強くないんだよ。攻守ともにインサイドが薄い。
今までの千葉はスリーが外れた後のゴリ押しオフェンスリバウンドで飯食ってたけど、それがないのがキツイ。
◯越谷のディフェンスのここが良かった
越谷は、千葉のピック・アンド・ロールに対して、ビッグマンはペイントガン守りでそんなに工夫は無いんだけど、ガード陣が良かった。
ハンドラーに対して、ファイトオーバーでピッタリとくっつい行きプルアップジャンパーを簡単に打たせなかったり、隣のガードがヘルプに行くネクストを使用したり、外国籍はペイントを守り日本人はペリメーターを守る理想的な形ができていた。
特にPG松山のファイトオーバーすごかった。
○大倉とかいうニューヒーロー
大倉とかいう英雄が、完全に千葉を救った。
仕上がっていない富樫と西村の代わりに24分の出場でゲームハイの18得点、同じくゲームハイの5アシストと、頼りになりまくるゲームメイカー・スコアラーぶりを発揮し散らかした。
ディフェンス面でも、ファウルアウトになるギリギリまでフィジカルに守った。
◯クリストファー・スミスとかいう193cmのPF
この試合のMVPは間違いなくクリス。
クリスがインサイドで体を張るようになってから千葉がリズムを取り戻した。そこからスリーが入るようになった。
やっぱり、”力こそパワー”なんだよな・・・。
◯まとめ
実況・解説とかいう神システム、早く戻ってきて。