○ハイライト
○スタッツ
リンク先:Bリーグ公式
○ワイ氏の反応
・ニュービルさんを止めるのではなく、ニュービルさん以外を止めに行った京都
この試合は、小川HCのゲームプラン通りの試合っだったと思う。
大阪最大のキーマンであるニュービル対策が完全にハマった。
その対策とは「ニュービルを止めずにニュービル以外を止める」というものだ。
ニュービルに対しては、チーム最高のディフェンダーをマークさせたり、ダブルチームを仕掛けたり、ボールを持たせないようにしたりといった特別な守り方はしていなかった。普通にサイズが近い選手がマークして、ピック・アンド・ロールに対してもソフトヘッジやスタントで対応し、ニュービルのプルアップジャンパーへのケアは薄かった。ドライブとスリーだけ警戒していた。
京都が止めに行ったのはニュービル以外の得点源であるインサイド陣だ。
インサイドにボールが入ると、ディフェンスが迷わずに収縮してプレッシャーをかけていた。
その結果、インサイドでの失点を抑えることに成功した。
ペイント内得点
京都34-24大阪(ちなみに昨シーズンの大阪のペイント内得点は、平均38.6得点)
ニュービル 24得点(FG8/15、3FG4/10)、6リバウンド、5アシスト
ハント 12得点(FG6/13)、8リバウンド
アイラ 3得点(FG1/8、3FG1/3)、3リバウンド、3アシスト
エリス 11得点(FG5/12、3FG1/2)、3リバウンド
・鈴木達也とかいう絶対相手ディフェンスを切り裂くマン
鈴木がクッソ有能すぎる。この試合大活躍。
14得点(FG7/9)、7アシスト、2スティール
相手ディフェンスを崩す能力が尋常じゃない。ディフェンスが後手に回ると図々しくペイントに侵入し、ディフェンスが仕掛けてくるとウィークサイドに捌いて展開する。
鈴木が、味方にオープンで打たせたスリーの数が多すぎて草ァ!(なお成功率28.6%)
京都にめちゃくちゃフィットしている。
鈴木が京都への移籍が決まったときに、
やったぜ!相手にしていてすごく嫌だったんだよ!
とみんな喜んでいたが、その評価は間違いじゃなかった。完全にチームに欠かせない選手になっている。
守りたい、この上腕二頭筋。
スモールガードなのにフィジカルコンタクトから逃げない姿勢がすき。
・立ち上がった漢、永吉
京都の圧倒的大黒柱であるサイモン先輩が怪我したときに、京都ブーズターの頭上から絶望が降ってきた。
オワタ
その危機に立ち上がったのが永吉だ。(サイモン先輩はなんやかんや無事だったがFG5/17と不調だった)
スリーを2本決め、速攻では先頭を走り、ディフェンスでは、アイラを苦しめた。
そのエナジー溢れるプレイにチームは勇気づけられた。
32分出場 10得点(FG4/8、3FG2/4)、1リバウンド、1スティール
・やっぱり、”サイモン”なんだよな・・・
今日のサイモン先輩は、傷んだ足の影響か相当抑えられていた。13得点(FG5/17)
しかしクラッチタイムでは、その不調の大黒柱に迷わずボールを預ける京都ハンナリーズ。そしてサイモン先輩は、ディフェンスを引きつけて決定的なアシストをした。
やっぱり、”サイモン”なんだよな・・・。
・大阪は勝ちたい展開だった
大阪的には勝ちたい展開だった。
ニュービルさんが抑えられたのであれば、「まあ、ニュービルのチームだから・・・」で済むが、ニュービルがニュービルした時はきっちり勝ちたい。そういうコンセプトの編成だからだ。
今日の大阪はいらなすぎるTOが多すぎた。開幕からスリーが入っていないのもちょっと気になる。
乗りに乗ってる細川を完封できたのは良かった。
次戦は、鈴木をドライブをなんとかしたい。あまりにもペイントに侵入させすぎた。
○乞食
面白かったら投げ銭ください。(直球)
○おまけ
この記事のツイートをここに置かせて。
ツイッターの検索機能がイマイチで「ここがおかしい京都ハンナリーズ」を検索できなくて不便だから、ブログ内で検索できるようにしたいんよ。