【2024CS_QF_G2】宇都宮ブレックスVS千葉ジェッツ【ワイ氏の反応】

Bリーグ

○ボックススコア

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日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2023-24 2024/05/11 宇都宮 VS 千葉J | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト
B.LEAGUEの「試合情報詳細」をご紹介。男子プロバスケットボールリーグ、B.LEAGUE(Bリーグ)。

○宇都宮のカッティングが良くなってた気がする

宇都宮のオフェンスでゲーム1から変わったなと思ったのがオフボールからのカッティングだ。

千葉のディフェンスはヘルプの意識が強いのでボールマンをガン見しがちになる。ポジショニングも若干寄り気味になる。

そこで宇都宮は、バックカットでペイントに侵入してレイアップを狙う意識が強くなっているように感じた。
元々、宇都宮はこういった知的な駆け引きが得意なチームだが、ゲーム1では焦りからかその選択肢が見えていなかったように思える。

冷静さを取り戻してきた。

○リバウンドでファイトする宇都宮

そして、リバウンド・・・!
ソフトだったゲーム1から豹変したかのように獰猛にリバウンドをむしゃむしゃしてきた。

オフェンスリバウンド%:43%
セカンドチャンスポイント:18得点

This is 宇都宮・・・!!

○1Qの千葉の15-0のラン

千葉が昨日の勢いを持ってきたかのように、速攻から点を取りまくって15-0のランを決めて7-19と大きくリードした。

やはり宇都宮相手には速攻・・・速攻は全てを解決する・・・!

○佐々HC、苦渋の前半最後のタイムアウト

千葉にビッグランを食らった宇都宮は1Q1分半を残して前半最後のタイムアウトを取った。

試合後に佐々HCは「めちゃくちゃ迷ってタイムアウトを取った。レギュラーシーズンなら取ってない」と語っている。

そして、宇都宮のバグレベルの反撃が始まった────

○宇都宮が17-0のランを決め返す

宇都宮のビッグランもエグかった。

宇都宮らしくない時間を使わないアーリーオフェンスからスリーを決めたり、オフェンスリバウンドをもぎ取り散らかして得点を積み上げた。

○ギャビンが宇都宮を導く

ギャビンがこの試合はスーパーヒーローだった。

33分出場 21得点(FG7/14、3FG4/9)13リバウンド

宇都宮が前半最後のタイムアウトを取った後に2連続でスリーを決めたのがヤバ過ぎた。

ギャビンは、ノンシューター扱いされるところを積極的に打ちにいって、千葉に大ダメージを与えた。

リバウンドも偉すぎ。ビッグランの間も重要なリバウンドやハッスルプレイでセカンドチャンスを作っていた。

試合後の勝利セレモニーで、MCがギャビンの背番号を「21」と間違ったの草。この人むしろギャビン大好きまであるだろ。

○ただ、ランを食らってる時も千葉はそんなに悪くなかった。

クックスのドライブからのユーロステップレイアップ×2、富樫のプルアップスリー×2、金近のワイドオープンスリーは決まってもおかしくなかった。

宇都宮がグッドディフェンスをしていたことは間違いないが。

ランを食らってる時の千葉の明確な伸びしろって、ギャビンがフリースロー外した時にジェレットにボックスアウトを掻い潜られてオフェンスリバウンドから2点取られた場面と、ハラからインサイドへのアイラへのパスをスティールされた場面と、チームファウルが4つ溜まってるのにクックスが相手のトランジションをファウルで止めてフリースロー与えた場面くらいじゃないかな。

気落ちする内容じゃないと思う。すぐに修正できるから。

○宇都宮がHCチャレンジしたときのジャッジって千葉ボールじゃね?

審判のジャッジにワーワー言いたくないんだがHCチャレンジは明確に映像があるので言いたい。

2Q2分くらいのヘッドコーチチャレンジって、最後はジェレットの手に当たってるだろあれ。当初の「当たった」という判定が覆る「当たってない」という十分な証拠があったのなら、見たかった。
バスケットLIVEで流された二つのアングルの映像では当たってるようにしか見えなかった。少なくても「当たってない」という証拠が得られる映像ではなかった

宇都宮のホームコートアドバンテージというのであれば、大いに納得する。トップシード抜けにはそれだけの価値がある。

ちな結果論だが、このチャレンジ成功後の宇都宮ポゼッションは、ニュービルがスリーを決めて9点差に広げたクッソ重要なポゼッションだった。
内尾のスーパーハッスルプレイが報われなかった点でも千葉へのダメージは大きかった。

この試合の分水嶺となった重要な場面のように感じた。

○鵤のポストプレイがバチコリ機能する

鵤が富樫に対してポストアップしてたのすごく良かった。
富樫を止めるためにはフラストレーションを溜めさえないとダメ。

安斎HCだったら2秒に一回はポストアップさせてる。

ちな、千葉はそれに対してヘルプサイドのコーナーのディフェンダーがヘルプに行く約束事(方向づけを富樫が指差しする)なんだが、2Q残り1分の場面ではミスってヘルプに行かずにイージーに決められていた。

○クリスを完璧に抑える宇都宮

ゲーム1でやられていたクリスを2得点(FG1/6)3TOに抑えることに成功した宇都宮。

ゴーストスクリーンも読んでいたし、ドライブに対して手を出してボールを弾きだしていた。

千葉にとって重要なポジションであるSFのアイラ、金近、クリスが揃って「ままままま」だったので千葉は「キッツ!」状態だった。

○ニュービル・比江島を普通に守る謎外・内尾”さん”コンビ頭おかしいだろ

ニュービル15得点(FG5/15)、比江島2得点(FG1/9)だったんだが、原選手こと謎外と内尾”さん”のディフェンス力頭おかしいだろ。ひえニューはリーグ最強のコンビやで?

謎外と内尾さん以外の選手がニュービルさんにマッチアップすると簡単に突破するの残酷すぎる。
ニュービルさんはむちゃくちゃ内尾さんを嫌がってる。

そりゃ、特指なのにチームを代表してインタビュー受けるわ。

○ブレックスネーションのクラッチディフェンス

ブレックスネーションのフリースローディフェンスがエグすぎた。

4Q残り7分の「これが決まれば5点差→3差」となる富樫のフリースローと2本落とさせた

千葉はこの5点差のビハインドをずっと詰めることができなかったのでむちゃくちゃデカかった。

*富樫のシーズン平均FTは86.3%なので、2本連続で外す確率は1.9%しかない。

○まとめ

CSで一番修正力があるチームは、画面の上に一生表記される選手の年齢を、得点とファウル数に変えてきたバスケットLIVE。

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