○ボックススコア
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○今日は強いときの千葉だった
そんな印象は受けないと思うが、ワイ氏的には、今日は強いときの千葉だった。
アイラのシュートタッチがあそこまで良くて、ノリノリにプレイしているときの千葉はクッソ強いのだ。
その強化状態を感じさせないディフェンスの悪さよ・・・。
ちなみにアイラは17得点(FG7/10)、6リバウンド、3アシスト。速攻の時に、ボールの強烈なスピンでリングに流し込む、めちゃくちゃ器用なダンクシュート決めててワロタ。
○千葉の最も大きい課題が浮き彫りになったゲーム
千葉、ディフェンスローテーションが悪過ぎて、スリーを打たせすぎ問題。
というか、そもそもスリーを止める気がないとしか思えないディフェンス戦略が悪い方向に出た試合だった。
負けそうになってからは修正してきたが、初めから後半のように守った方がいいと思う。
CSを目指すのであれば、上位チームには通用しない戦略は、今のうちにやめた方がいいと感じている。
○オープンスリーを確実に沈めてくる富山偉い
富山のスリーは素晴らしかった。11/24の46%!
特に、トロイのスリー5/5は死ぬほど効果的に突き刺さった。この試合20得点。
トロイは今年に入ってから持ち前の得点力を発揮しててヨシ!
○不要な選手交代で自らリズムを手放す千葉
今日の千葉の1Qのベンチワークは、あまりにもオワオワリだった。
スターターの連携が絶好調で4-11の理想的滑り出しをしたにもかからわず、3分も経たずに選手交代をしたのだ。上手くいっているラインナップを崩す理由が1ミリもわからなかった。
その数分後に、富山に16-16まで盛り返されてスターターを戻すことになったことは、言うまでもない。
○果敢なドライブで流れを掴む富山
富山は、スリーも良かったが、ペイントを果敢に攻めるドライブも素晴らしかった。
特に上田のドライブが脅威となり、千葉のディフェンスを切り裂いた。
○富樫対策がかなり良かった富山
「富樫にボールを持たせない」「スリーを打たせない」を徹底し、前半は富樫に全く仕事をさせなかった。
ピックアンドロールに対してスイッチで守ってくることを看破されてからは、ミスマッチができていたクックスさんの方を攻められて失点していたことが惜しかった。
明日は、そこを修正したい。
スイッチを継続するのか。ミスマッチを攻められた時にヘルプに行くのか、トリプルスイッチでミスマッチを解消するのか、ファウルで止めるのかを確認したい。
○3Q富樫「やべえ、負けそうムクムク」
スリーが一生入ってない分、ドライブからのフローターでもりもり点を取ってきてワロタ。
3Qだけで11得点取って、無理やり2点差まで追いついてきたのエグい。
○マージでゲームクロージングはしっかりしろBリーグ各チーム
千葉のゲームクロージングの上手さと富山の伸びしろが如実に出たゲームだった。
残り1分で4点差になったときに、無理に点を取りに行かずに24秒オーバータイム覚悟で時間を使い切った富樫は偉すぎる。ここで点数を取るよりも4点差のまま時間を潰せば、その後は「ノースリー」のイージーな守りだけで、ファウルゲームで逃げ切れるシナリオが富樫の中にあった。
富樫は、マッジでゲームクロージングがリーグでトップクラスに上手い。高確率のFTも合わせて一番上手いまであるかもしれない。ポゼッションと残り時間を瞬時に計算する頭の良さがある。
富山は伸びしろがあった。
残り24秒で2点ビハインドの場面は、ノータイムでファウルに行かなくてはいけなかった。解説者の井口さんも指摘していたが、その前に作戦タイムがあったのだから、チームで確認しておくべきだった。
そこで無駄にした時間があれば、もう1ポゼッションファウルゲームを仕掛けることができたので、ワンチャンあった。
バスケには珍しく、ゲームクロージングだけは”正解”の選択肢があることが多い。そこは能力とか関係なく時間をかければ詰めることができる。練習の中でしっかりと確認していけ。
○~クックスの手記より~
~クックスの手記より~
私は日本に来て、充実した日々を過ごしている。
愛するバスケットボールを存分にプレイすることができ、チームメイトにも恵まれている。
千葉ジェッツに誘ってもらえたことに感謝しているし、リスペクトしている。
・・・・・・
しかし、現在、私はある悩みを抱えている。気が付いてはいけないことに気が付いてしまったのだ。
千葉ジェッツは、重大なルール違反を犯している。
外国籍が2人しかコートに出してはいけないはずなのに、3人出しているのだ。
最近加入した、ハラという選手だ。
彼のことは、ただの日本人のグッドガイという印象だったが、それは間違いだった。
フィジカルレベルが日本人のそれを明らかに凌駕している。今日の試合で疑惑は確信に変わった。
相手のベストスコアラーのガドソンにマッチアップしてフィジカル負けせずに止めていた。オフェンスでもパワフルな相手のファウルをものともせずにバスカンを決めていた。
間違いなく、日本人ではない。
私は悩んでいる。愛する家族のためにプレイを続けるか、愛するバスケットボールへの矜持のためにチームを告発するか────
ああ、明日も試合がある。私ができることに集中しよう。
○まとめ
水戸選手の「バスケができることが当たり前じゃないと感じた」というコメントを聞いて、真っ先に狩野選手の顔が思い浮かんでしまった罪滅ぼしに、寄付金額を上乗せしてきます。