○ボックススコア
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○はちゃめちゃに面白い試合
バグレベルに面白い試合だった。
昨日はリアタイできなかったんだけど、珍しく結果を見ないで追いかけ再生して良かった。(結果がわかっても面白いタイプの試合だけど)
マッジでグッドゲーム。最後に大差が付いた試合でここまで面白い試合は珍しいと思う。
まだ見てない人は1Qだけでも見た方がいいと思う。
今シーズンの全試合、全Qを見てはいないけど、年間ベストゲームの一つだと思う。
○CSのようなバチバチ感
ディフェンスの強度やルーズボールのボールへの執着が、完全にレギュラーシーズンじゃなかった。
特に名古屋Dの気迫は素晴らしかった。
現地に行ったお客さんもニッコリだと思った。勝敗とかも大事だけど、こういう「戦う姿勢」って人の胸を打つわ・・・。
○我慢VS我慢
すごい派手な試合だったじゃん。
島根も名古屋Dもスリーを入れまくって、速攻の展開も目まぐるしくて。
でも、ワイ氏的には両チームともすごく我慢してた試合に見えた。
島根はプレッシャーディフェンスに屈してターンオーバーせずにボールを回して、コーナースリーを決め続けることができるか。そして、名古屋Dの速攻を止め続けられるか。
名古屋Dはゲームプランを完璧に遂行していても突破してくるビュフォードとコーナースリーを決め続ける島根に、強度を落とさずに付き続けられるか。
派手な展開とは裏腹に、ずっと我慢し合っていた。
そして、均衡が崩れた3Qに一気に勝負が決まった。
○炎のように侵略する名古屋Dのアーリーオフェンス
3Qの名古屋Dの速攻がバケモンすぎた。
島根からボールを奪ってからの速攻や、島根の隙を突くアーリーオフェンスが決まり散らかした。
特に速攻からのスリーが強烈で、30-17のビッグクォーターを作った。
島根としては、ギアを上げてきた名古屋Dの速攻に対して、前半以上の集中力で守れなかったのが痛かった。
オフェンス面でも失点に直結するライブターンオーバーを犯したり、激しいコンタクトの中の難しめのレイアップを決めきれずに、殴り合いに持っていくことができなかったのが勝敗を分けた。
○こんだけ完璧に守ってもトリプルダブルしてくるビュフォードは宇宙人かよ
名古屋Dのビュフォード対策は、完璧と言っていいほど素晴らしかった。常にダブルチームを狙ってボールを離させて、チョッパヤのローテーションディフェンスで他の選手を守る。優れたゲームプランと卓越した遂行力だった────
が、
36分出場 24得点(FG7/15)12リバウンド、11アシスト
スタッツ的には、全然止められてる感なくてワロタ。
でも。ゲーム的にはむちゃくちゃ止めてた印象があるからセーフ(震え)
○帰ってきたマーティンが普通に良くてジワる
療養のため?アメリカに帰国してNCAAを観戦している様子をSNSにアップしてうっかり島根ブースターの怨嗟の声を一身に受け散らかしたこの男が帰ってきた。(前節京都戦からの復帰)
14分の出場で8得点(FG3/3)3リバウンドだった。
スタッツは良くも悪くもないが、合わせの動きがめちゃくちゃ良くて笑った。ビュフォードとのコンビネーションがバッチリだった。
CSに向けた戦力として普通に期待できる。
○ファウルトラブルに苦しむ島根
ニックケイとマーティンと谷口のビッグマン達がファウルトラブルに陥ったのがキツかった。
○ソアレス砲と須田砲がバケモンほど決まる
ソアレスと須田のスリーの火力がエグすぎた。
二人合わせて50得点、スリー11/19は草。
ちな、レイパークスと斉藤のスリーも3/4と3/5で死ぬほど高確率で決まってる。
この日の名古屋に勝てるチームは皆無の可能性あるな。
加えて言うと、シュートタッチが良かっただけじゃなくて、ワイドオープンで打ち続けていたから50%以上の確率で入ってもおかしくなかった。非常に質の高いオフェンスだった。
○エサトンの機動力見てると頭がバグる
エサトンはあのサイズで動けすぎだろ。
名古屋のアーリーオフェンスについていけるビッグマン偉大過ぎる。
○菊池の働きもデカい
速い展開が上手く行ってるときは、ジョシュアを出しづらいんよ名古屋は。
「うおおおおおおお!!」の流れを失いたくないから。
そこで、ビッグマンとして仕事ができる菊池が偉すぎる。10分の出場で8得点(FG3/6)。スリーも決めてくれるからストレッチ4としても機能する。
○リアル牛若丸が上手すぎる
名古屋Dの記事を書くと、「斉藤上手すぎワロタ」と毎回言っているんだが、そうとしか言えないので許してほしい。
何であんなに上手いの?
チャンスを見つけるのも、チャンスを活かすのも、自分でフィニッシュを決めきるのも全部上手すぎる。
3Q6:30でビュフォードにシュートを決められた後に、リスタートのコーストトゥコーストのレイアップを閃光のように決めたけど、一体何が見えていた?
あの団子状態の中で、エサトンがフラットスクリーンをかけることと、ヘルプが来れない未来がどこから見えていた?
ちょっと怖いですはい。
○佐藤のディフェンスが良かった
ビュフォードにマッチアップしてた時の佐藤のディフェンス良かった。
距離を潰して、ビュフォードに前を向いてドリブルさせづらくしていた。ビュフォードさんもウザがっていた。
○まとめ
この試合の全て↓
解説川村氏「楽し~~~~~~!!」