○ボックススコア
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○自分のPaceに三遠を巻き込む渋谷
渋谷は、ハイペースでのオフェンスを得意とする三遠のスローダウンに成功して、ロースコアゲームに持ち込んだ。
【三遠のペースダウン】
シーズン平均1試合あたり70本シュート打つ
↓
この試合55本しか打ててない
*ちな、渋谷はこの試合、シーズン平均59本と同じ本数のシュート。
三遠のアーリーオフェンスの一の矢を止めることで、その後の判断を鈍らせたのが偉かった。
渋谷はスローペースの守り合いの展開に持っていくことで貴重な勝利をもぎ取った。
○スーパークレモンズ無双
前日に引き続き、この試合もクレモンズさんのスリーが7/11と絶好調だった。
38分出場 29得点(FG9/16、3FG7/11)7リバウンド、2スティール
見てる印象としては、リングの上をコネコネして外れたショット以外、スリー全部決めてたんじゃないかってくらい入ってた。
前半の上手くいかない時間帯から、最後のクラッチシュートまでスリーを沈め散らかして、渋谷を勝利に導いた。
この試合のMVP。
○一生ボコられてたミスマッチ戦略へのアジャストを見せる渋谷
前半は三遠のピックアンドロールに対して、渋谷はずっとスイッチで守っていた。(多分、プルアップスリーとピックアンドポップ対策。クラーク欠場してるからピックアンドポップを警戒する必要性は感じられなかったが)
そのせいでミスマッチがバグレベルに発生して、イージーな得点を取られていた。
そこを後半に修正して、プルアップスリーに対しては緩めに守ってペイントを優先して守るコンテインとかドロップとかたまにダブルチームで守るやり方に変えてきた。
その戦術のアジャストにより、三遠の後半の得点をたった20点に抑えた。
○4Qの佐々木やべえ
そのプルアップスリーを捨て気味に守ってきた4Qの渋谷に対してムクムクしてきたのが佐々木だ。
2本のスリーとスリーのシューティングファウルで4Qだけで9得点と荒稼ぎして、6点ビハインドの状態から3点リードまで持っていった。
○むちゃくちゃ機能していたが、最後に隙を突かれた三遠の変形3-2ゾーン
三遠の3-2ゾーンがめちゃくちゃ強力だとワイ氏の中で話題になっている。試合を通してこのシステムが渋谷を止めていた。
始めは3-2ゾーンなのだが、相手の動きやボールの位置に対応して、2-3ゾーンに変形する。(正確な約束事はわからんが、コーナーにボールが落ちたときは2-3ゾーンに変形するのは間違いなさそう)
しかしSR渋谷は、最後の最後にこの2-3に変形した後の隙を突いて逆転スリーをねじ込んだ。
多分、ボールがトップにいったら3-2に変形し直してトップとウィングからのスリーを警戒しないといけないんだろうけど、三遠はミスって?クレモンズをフリーにしてしまった。
決めきったクレモンズさんはさすが。
でも、クレモンズを守れたとしても、左コーナーの田中にオープンで打たれていた(ギブスのグッドスクリーンによって)ので、結果は変わらなかったと思う。
点数通り、戦術でもSR渋谷が最後にギリギリ上回った。
○スマン、メイテンは1Qから足を引きずってなかったか?
メイテンさんは、後半は出場しなくて良かったんじゃないか?
なんならこの試合はクラークと共に欠場で良かっただろ・・・。三遠にとって、この試合はマストウィンじゃなかった。
CSにピークを合わせることの重要性を嫌というほど味わってきた大野HCらしくない判断だと感じた。
○まとめ
実況氏のアクセント「大↑浦↓」
VS
解説氏のアクセント「大→浦⤴」
ファイッ!!