○ボックススコア
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○今シーズンの長崎は”硬派”なチームなのか
スリーを18本しか打ってなかった。
この本数は、「硬派」と認めざるをえない。名古屋Dや千葉Jだったら40本は打ってた
○長崎のプレスが劇的にヤバくて泣いちゃった…
あの優秀なハンドラーが揃う渋谷が、ボールラインを上げるのに苦戦しててビビる。
昨シーズン平均9.6本しかターンオーバーしてない渋谷に、この試合は18本もTOさせてるのすごい。
長崎のマオールHCが両手の拳を突き上げたサインが、オールコートプレスの合図っぽい。
○後半に修正してくる渋谷もさすが
渋谷は後半になってから、長崎がプレッシャーをかけてきたときに、サイドにパスの中継役を設けることでプレッシャーリリースできていた。
そして、そこからインサイドへのパスを出し、手薄になっているゴール下でイージーレイアップを決めていたの上手かった。
○リプレイかな?
4Qの長崎のオフェンスが珍くて面白かった。
「馬場とブラントリーのピックアンドポップでスイッチを誘って、ブラントリーのミスマッチ1ON1」を一生繰り返していたんよ。
これって、長崎と渋谷の両チーム共が「ウチに分がある」と判断して、合意するかのようにこの形が延々と作られたんだけど、ワイ氏的には長崎有利の形だと思った。
渋谷は、素直にやらせすぎていて、リードを保たれたまま時間を使われてしまった。
渋谷的には、ブラントリーに1ON1をさせるにしても、ダブルチームに行くそぶりを1回は見せるとか、馬場→ブラントリーのパスをディナイやスティールするそぶりを見せる等の「迷わせる要素」をちらつかせた方がいいと思った。
バスケに限らず、対戦ゲームは脳のメモリの奪い合いよォ!
○馬場の存在が効きまくってる
馬場のプレイが随所に効いていた・・・マージ素晴らしい。
ブラントリーがこの試合のMVPだけど、馬場も影のMVPと言える活躍を見せていた。
ディフェンスが偉すぎ。渋谷のキーマンのクレモンズにマッチアップして、かなり抑えていた。
スティール3もデカ過ぎ。
ボールハンドラーとしてのチャンスメイクも見事。
数回のレイアップポロリが無かったら完璧に近い活躍だったと思う。
○エドゥの機動力バグってない?
ショウディフェンスに行ってから戻るショウバックの動きが速すぎて草。
長崎はショウディフェンスを軸にディフェンス構築しているので、むちゃくちゃフィットしてる。
○トラビスが元気そうで安心
天皇杯を欠場していたトラビスは、19分プレイしていた。
インサイドフィニッシャーとして14得点(FG7/8)を奪い、堅実な働きをしていて安心した。
○山口ええやん
「ワイがやったる」というオーラ出ててヨシ!
長崎は、一歩間違えればマークに依存しまくるチームになってしまうから、山口のようなアグレッシブな選手は超大事。
ディフェンスも頑張ってた。
○マークスミスは献身性が高いところも良い
マークはチームで一番上手い選手なのに、セルフィッシュじゃないところが評価高い。
馬場、ブラントリーにやらせて自分の負担が少ない時間は、ディフェンスやリバウンドで貢献していた。
193cmと大きくないが、リバウンド7本も取ってて草。チームハイ。
○渋谷は日本人選手の奮起に期待
ベンドラメは、マークスミス相手に悪くないディフェンスをしていたり、4Qにドライブから良いアシストを見せたりと随所に輝きを見せていたが、ターンオーバーに伸びしろがあった。次戦の修正に期待。
阿部もオフェンスのクリエイト局面でもっと存在感を出せる気がする。
田中はこのままでお願いします。田中砲を3/5の高確率で決めて渋谷の流れを作った。
そして、阿部・トラビス以外で、ベンチから元気よく飛び出してくる選手が欲しい。開幕戦なのに5分以上のプレイタイムがある選手が7人しかいないの寂しい・・・!トロイのファウルトラブルが痛かったが、トロイがいないからといって7人だけで回すというのは厳しい。船生に期待。
○まとめ
長崎の選手がパンツを捲ってるのは、日向小次郎リスペクトかな?