○フルゲーム見れるよ
○ボックススコア
リンク先:FIBA公式
○全てが輝いて見えたあの頃(1Q)
1Qの日本、マージで「希望」が見えたわ。あのアメリカと同格に見えた。
開始直後は若干浮足立ったものの、タイムアウトなしで修正し、1Qのスコアを(アメリカ)23対21(日本)とバグレベルに素晴らしい戦いを見せた。
その序盤のふわふわ感を締めたのが、ジェイコブスだ。
ドライブから技ありのフローターで日本の初得点を決めた。
この場面は、6-0のビハインドの場面だったので、決められずにアメリカに得点を許していたらビッグランを許したかもしれない重要なスコアだった。
そして、日本の攻勢が始まる。
ジェイコブス、武藤、小澤がスリーを決め、ベンチから出てきた湧川がドライブからのレイアップ、スリーと躍動する。
ディフェンスでも日本はアメリカを「まままままま・・・」のレベルでよく守っていた。
完璧ではないが、日本の手持ちのカードでよく守った。
オフェンスリバウンドを死ぬほど取られてリードされる展開になったが、それが無かったら1Qは日本が勝ってた。日本すごかった。
そう、クーリーの弟がU19日本代表にいたら日本が勝ってた(?)
○アメリカのディフェンス凄すぎて草
正直に言うと、開始直前は「もうおしまいだぁ・・・」と思った。
ディフェンスの質が違い過ぎる。
アメリカは特別な仕掛けをしていなかった。
「普通に」にワンアームの距離で付いて、「普通に」に方向づけして、「普通に」ヘルプディフェンスしていた。
しかし、その「普通」のレベルが高すぎた。
ワンアームのプレッシャーがバグってる!ヘルプの反応速度と動きが早すぎる!
あんなんすぐにボール取られるわ。
日本は23本ものターンオーバーを犯してしまったが、しゃーない。マジで仕方ない。
あんなチームとバスケやるの初めての選手がほとんどだろ。
能力ではなく「慣れ」で対応できる部分も大きいと思う。
彼らはいい経験をしたし、これからもチャレンジを続けてほしい(訳:お前らU19日本代表は早くプロになれ)
○アメリカがディフェンスを修正してからは勝ち目がなかった
アメリカは、1Qは日本のボールハンドラーをドチャクソ警戒していた。
特にピックアンドロールに対してボールマン側を厚く守っていた。
日本にとってはありがたいことで、そこからジェイコブスに展開することで、ズレができた状態からジェイコブスがアタックしたり、スリーが打てる構造になっていた。
しかし、ゲームが進むにつれて「フィニッシュ力がそこまでない」「誰であろうとスイッチで守れる」と看破されてからは、ボールマンに対して過剰に反応することなくヘルプも最低限にとどめるようになった。
結果、日本はズレを作ることができなくなって、スコアをすることが難しくなった。
(1Q:21点、2Q:15点、3Q:10点、4Q:15点)
○アメリカのレイアップ上手すぎ
これも「基本」的なことなんだけど、アメリカはレイアップの時のボディコンタクトが上手い。
あいつらは身体をぶつけてスペース作るのが世界一上手い。基本的なことが世界一上手い。
そりゃそうか、バケモンみたいなジャンプ力のショットブロッカーが跋扈してる世界でレイアップ決めるためには、可能な限りの努力をしないと決まらんよな。
○アメリカに勝つためには個人技が足りん
アメリカに勝つためには個人技が足りん。
アメリカのディフェンダーのキャパシティーを超えた日本の武器は、ジェイコブスのトランジションとジェイコブスのクイックスリーの二つくらいだった。
川島のポストプレイが1Qに決まって、アメリカをビビらせることができてれば日本はもっとやれた。簡単にスイッチされることもないし、スリーも活かせたはず。
○ジェイコブスの落ち着きぶりはなに?
ジェイコブスさん、相手がアメリカでもめっちゃ落ち着いてるんだけど・・・。怖いよぼく。
普段からあのバケモンみたいな連中とやりあってるからか・・・?
スタッツにも落ち着きが表れてる(?)
20得点(FG8/14、3FG4/8)、4リバウンド、2スティール
ぶっちゃけ、ハワイ大以上の強豪大学にも行けたんじゃないか?
このアメリカ戦を見て強くそう思うわ。
○内藤のプレイタイムがもう少し多くてもいい
内藤すき。
リバウンドのときにボックスアウトでバチバチに体を張ってくれるのすき。
プレイタイム増やして。
○まとめ
「アメリカに勝つためには」とか普通に書ける日本の成長に震える。