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○試合結果
B1第7節ゲーム1
詳細スタッツ(外部サイト) https://sportsnavi.ht.kyodo-d.jp/basketball/stats/b1/score/4243/box/a/
宇都宮 72-73 A東京
1Q 17ー12
2Q 14ー21
3Q 24ー19
4Q 17ー21
【活躍した人のスタッツ】
○宇都宮
・ギブス
16PTS、7REB、4AST、2STL
・ロシター
19PTS、7REB
○A東京
・カーク
18PTS、13REB
○管理人の雑感
すげえ面白いゲームだった ( ゚∀゚) ・・・
クラッチタイムでのバスケの面白さを凝縮したような展開ももちろん良かったけど、何よりも日本バスケの頂点と胸張って言えるレベルのバスケだった。
レベルの高い選手、レベルの高いHC、レベルの高い観客、ある意味レベルの高いチケット販売システム・・・
書きたいことがたくさんあるけど、二つに絞るよ
①田中のドライブがキレッキレで草
ピック&ロール(以下PNR)でできたミスマッチを的確に突いたドライブが早過ぎて草。
あんな鮮やかにビッグマンをカモられると、次からのPNRで宇都宮はスイッチしづらくなるよ (´・ω・`)
スイッチできないとカークが暴れだすよ ´ω`)ノ
そういった意味ではただの2点に止まらず試合全体に影響を与えたドライブだった。
さすが日本代表といったプレイだった。あとは平均20点取れ
NOTE
田中は今シーズンここまで好調を維持している。
平均31分出場 12.2PTS(FG%54.4、3FG%37.5、FT%75.0)、1.8REB、6.3AST、1.9STL、0.1BLK、1.4TO
【参考までに】そのプレイヤーがコートに立っている時間帯の得失点差を示す±スタッツは+9.9でチームトップだ(ちなみにカークは+7.1)。
②安斎HCは過小評価されている
ルカHCが日本バスケ界のベストだということは言うまでもないが、安斎HCも非常に優秀なコーチだ。
ベンチで激怒して作戦盤を割ったりするシーンばかりクローズアップされて、選手にはろくに策を与えずに気合と根性でどうにか解決させようとする典型的なジャパニーズHCだと誤解されているように感じる。
優秀な点
・選手起用が柔軟
特定の信頼できるプレイヤーだけにプレイタイムを与えるタイプではなく、タイムシェアするタイプのHC。ロシターですら平均33分のプレイタイムだ。
選手起用も状況に合わせて使い分けることができる。
・戦術が柔軟かつ緩急が上手い
スモールラインナップ、ビッグラインナップを使い分けて相手に的を絞らせない。
ディフェンスに関して、相手のPNRに対してブリッツを仕掛けたりオールコートプレスを仕掛けるタイミングが絶妙。相手したくない(‘A`)
一つ気になったのが、ゾーンを敷く時間が長いことだ。安斎HCが東京対策としてゾーンが有効だと考えているなら、間違っていると言わざるを得ない。
今日の試合では3FG%50%の須田が不調で、(1/7)しか3PTが入っていないことに加えて、マチュワン(3FG%38%)が欠場だったからゾーンが機能したが、この二人が揃う明日のゲームでは同じ展開にはならないだろう。
安斎HCがどのように修正してくるかに注目だ。