【天皇杯23-24FINAL】琉球ゴールデンキングスVS千葉ジェッツ【ワイ氏の反応】

Bリーグ

○ボックススコア

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BOXSCORE | 第99回天皇杯・第90回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会

○アルティメット琉球VSファイナルフォーム千葉

至高の戦い。

試合は予想外の展開になってしまったが、このカードが今の日本バスケ界の最高のカードであったことに疑いはない。

両チームは誇り高く戦った。

千葉はおめでとう!!

え?あっしの予想ですか?はい、外しましたはい。ちなみにこのカード3連続で外してますはい。

天皇杯23-24FINALの琉球ゴールデンキングスVS千葉ジェッツの勝敗予想をしていく【ワイ氏の予想】|BNT@Basketball News Times
○どっちが勝つ?おぼろげながら、浮かんできたんです。「琉球」という文字が。割合で言えば、これくらい。 琉球VS千葉の予想勝率割合 ・・・ ・・・千葉ジェッツブースター怒んなって!千葉はここ数週間で凄まじく強くなってる。 準決勝の宇都宮戦終了時点ではこれくらいの割合だった。千葉の成長力恐るべし! 2/14...

○完璧な、完璧な千葉のゲーム

今日の試合は、千葉が完璧に支配していた。

強度の高い鉄壁のディフェンス、ミスが極めて少ない(TO3!)ゲームメイク、あの琉球を圧倒するリバウンド・・・

そして、高確率のスリー!

ワイドオープンで打てていたシュートとはいえ、21/37というバグレベルの確率で決めて来るとは・・・!今シーズン最高のシュートタッチをこのビッグゲームで持ってくるとは・・・!

もう、勝負強いとしか言いようがない。

このゲームは、もうしゃーない。どこを切り取っても千葉は完璧だった。

○琉球「ファッ!?スミスがスターター!?」

マージか~!!

どう見てもEASLで大活躍したクックスがスターターで来ると思うじゃん!

クリスがスターターで来るなら松脇をスターターで起用するよ~。
この滑り出しから琉球はプランを崩された感があった・・・。

え?クリスの活躍?バケモンに決まってんだろ!!

25分出場 26得点(FG10/18、3FG3/5)、6リバウンド

特に、先制点のタフスリー*を普通に決めたのがデカかった。

*視聴者の感想であって、本人の体感とは違う場合があります。

○岸本!岸本!!

1Qの初めに、千葉にランを決められそうになったときに、岸本が2本のスリーを決めて、逆に琉球のリードを作ったのはさすがすぎた。

試合を通しても13得点と安定した活躍を見せた。

○NG!NG!!

1Qに「琉球つええ!千葉\(^o^)/キッツ」ってなったときに奮闘したのが原選手こと謎外(以下NG)だ。

1Qだけで2本のスリーとバスカンで合計8得点を奪う活躍で、千葉のリードを奪い返した。

○千葉のダブルチーム戦略に手を焼く琉球

ちょっと男子ぃ・・・リーグ戦と違う動きするの止めなぁ・・・泣いてる子もいるんだよ・・・?

○”アジアNo.1ガード”の富樫さんのキレがエグすぎない?

終わってるんだけど。

小野寺、田代、岸本、ロー、松脇と琉球が誇るディフェンダーたちが守っていたんだが、目の前から消えるようなクイックネスかつ、ストライドの長いステップで振り切るのがバケモンすぎた。

これが”東アジアMVP”の”富樫さん”の実力か・・・。

○クックスさんの動きが速い!

この人、ビッグゲームになると動きが1.2倍速くなるんですけど!

全然違う!!

クックスの4ブロックは、琉球の闘志を根元からもぎ取った。

○ムーニーさんのリバウンド強すぎて草

この試合の大きな分水嶺であったリバウンドは、予想に反して千葉が勝っていた。言うまでもなく、ムーニーさんの貢献がデカい。14リバウンド。

マージでここが大事だった。

もし、千葉のシュートタッチが悪くても勝っていただろうと思わせるほどに、ムーニーさんのリバウンドがバケモンだった。

○琉球はディフェンスは絶対にもっとやれた

琉球どうして・・・?

ディフェンスの強度が低く見えた。

プレッシャーが弱い割にスコスコ抜かれるし、ヘルプの寄せも遅い。ローテーションもいつもの滑らかさが無い。特に戦術を確認して気合を入れなおしたはずの3Q開始時のディフェンスが改善されてなくて「ファッ!?」ってなった。

シュートが入らなかったりリバウンドで負けたりするのは「ままままま」だが、ディフェンスは悔しい・・・!

・・・まあよい。琉球はこれを糧にシン・アルティメット琉球としてCSに帰ってくる─────

ローは「My Next Chapter」として千葉に帰ってきてください。

○恐怖を乗り越えた小川

昨シーズンのFINALでは小川は苦しい思いをしていた。
シーズンで約4割のスリーを決める千葉の重要な得点源だったのだが、CSのFINALでは、ノンシューター扱いされた上にスリーを1本も決めることができなかったのだ。

眠れない夜を過ごしたことだろう。

このビッグゲームで小川はスリー確率4/6と見事にシュートを決めきって見せた。

かつての自分を乗り越えたのだ。肉の芽の除去に成功したのだ。

『ジョジョの奇妙な冒険』 荒木飛呂彦 集英社

もう小川はかつての小川ではない。恐怖を乗り越えた小川だ。

○MVPは富樫

富樫が天皇杯3回目のMVPに輝いた。

昨シーズンはMVP論争が起こった。
「NGがMVPに選ばれないのは外国籍差別では・・・?」と黒い疑惑を持たれたが、今年は文句なしで富樫がMVPだ。クリス、ムーニー、クックスも素晴らしかったが。

↓昨シーズンの記事『いきなり差別かよ。JBAッパリらしいな』を参照。

○クックスの手記より~2024/3/16

クックスの手記より~

信じられない・・・

信じられない・・・

先週のEASL制覇に続いて、2つ目のチャンピオンシップを勝ち取るなんて!!

Unbelieeeeeeeeeevable!!!

しかも、このエンペラーズカップは歴史のある非常に格式高い大会だ。
そんな重要な大会で、力を発揮してチームの優勝に貢献できる私は最高に幸せ者だ。

Y e s ! !

おお神よ・・・!
いつも見守ってくださってありがとうございます・・・!!

・・・

・・・しかし神よ・・・このままでいいのでしょうか・・・?

私はついにハラという男を告発することはできなかった・・・!

「エンペラーズカップという天皇の御前試合の前に、千葉ジェッツの外国籍ルール違反を白昼の下に晒す」と心に決めたのに、私は実行できなかった。

私は友を売ることはできなかった・・・!
そう、私はハラを友だと思っている。

私は正義を貫くことはできなかった・・・。

・・・

・・・しかし、今の私は自分の気持ちを疑っている。

本当に私は、「友を売りたくない」から告発しなかったのか・・・?
本当は、「告発によって千葉ジェッツが弱体化して私が不利益を被る」から告発しなかったのではないか・・・?
現に、今日のFINALでもハラのスリーが無かったらチームはリズムを掴めなかったし、彼が外国籍を止められたから私のブロックが間に合った。
彼がいなかったら、EASL優勝も天皇杯優勝もできなかった。
彼が受けたら、千葉ジェッツは弱体化してしまう・・・!

そうだとしたら、私は卑怯者だ。
自分のことしか考えていない誇りの無い人間ということになってしまう。

もう一度、自分の心と向き合ってみよう。

・・・ああ、なんてことだ。
2つ目のチャンピオンシップを勝ち取って最高の気分だったのに、私の心にまた暗雲が立ち込めてしまう─────

○まとめ

天皇杯運営の観客入場の段取りには失望しました。千葉ジェッツのフォロー解除します。

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