【2020-21シーズン】ベスト5とMVPをワイ氏が予想する

Bリーグ

○予想前ぼく「去年は全部当てたから今年も楽勝でしょハナホジー」

予想記事を書き始めたぼく「当たる気がしねえ・・・」

ちなみに去年の記事↓

「この記事は、ワイ氏が選ぶベスト5」じゃなくて「予想」であることに注意。

ワイ氏の評価する選手は、「実力ランキング」企画でやるわ。

○Bリーグのベスト5とMVPはどうやって決まるの?

・ベスト5の決め方

B1に所属する選手、HC、そしてメディアによる投票でベスト5が決まる。
*リーグの表彰規定には選出方法や基準についての記述は無い。

リンク先:Bリーグ公式 

【公式】B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20 特設サイト | B.LEAGUE(Bリーグ)
今シーズンB.LEAGUE B1で活躍した選手・ヘッドコーチ、審判などの功績をたたえ、1年を締めくくる場となる表彰式「B.LEAGUE AWARD SHOW 2019-20」の情報をお届けします。

・MVPの決め方

ベスト5の中で最多票を獲得した選手がMVPに輝く。

○2020-21シーズン ベスト5予想

ワイ氏の予想は次の通りだ。

【ベスト5】
富樫 勇樹 (千葉)
藤井 祐眞(川崎)
金丸 晃輔 (三河)
シェーファー・アヴィ・幸樹(三河)
ライアン・ロシター(宇都宮)

・各選手寸評

富樫 勇樹 (千葉)
日本人最多アシスト日本人得点2位。チームをレギュラーシーズン2位に導く。

藤井 祐眞(川崎)
エナジーあふれる強力なディフェンダーでスタッツも高水準
チームもレギュラーシーズン3位の好成績

●金丸 晃輔 (三河)

日本人最高のスコアラー。FG%があと0.7%高ければ、伝説の50-40-90クラブ入りが実現していた。

シェーファー・アヴィ・幸樹(三河)
9.5得点(FG51.1%、3FG35.9%)、4.7リバウンドの好成績を残した。外国籍(NCAAのDIV1で優秀な成績を残してNBAに入れる才能を持ち、各国のリーグでキャリアを積んで成長してきた)選手達を相手にシーズンを通して堂々と戦った。

●ライアン・ロシター(宇都宮)
エグすぎる東地区にいながらリーグぶっちぎりの勝率を残した宇都宮のエース。非常に優れたリーダーでもある。

・予想の根拠①日本出身選手は4人選ばれる

日本出身選手は、今年も4人選ばれると予想する。

この記事下の方にある【おまけ】を見てもらえばわかるが、日本出身選手は毎年4人選ばれているからだ。

・予想の根拠②宇都宮、千葉、川崎から最低1人は選ばれる

この投票は、スタッツも重要だが、チーム成績も重視される。

リーグで優れた勝率を残した宇都宮、千葉、川崎から最低1人は選ばれるだろう。

【宇都宮枠】ロシターは確定。比江島は出場試合数が42試合と少なく、平均得点が8.4得点と伸びなかったので選ばれないと予想。遠藤もいかに優れたディフェンダーといえども平均7.1得点(FG36.3%)では物足りない。
ワイ氏的には宇都宮から二人選ばれるべきだと思うが、スタッツ的にロシターだけだと予想。

【千葉枠】富樫は確定。サイズも候補だが、サイズを入れると一つしかない外国出身選手枠を埋めてしまってロシターが外れてしまう。千葉からは富樫だけだ。

【川崎枠】藤井が入るかファジーカスが入るかのどちらかだ。チーム成績とスタッツ的に両方選ばれることはない(そこまで圧倒的じゃない)。ファジーカスは、サイズが入らない理由と同じでロシターの枠が無くなるので藤井がベスト5に入ると予想。

・富山からは選ばれないの?

今シーズン、リーグを最も盛り上げた富山からベスト5は選ばれないのか?と聞かれれば答えに窮するが、選ばれないと思う。

まずマブンガだが、素晴らしいスタッツ(20.7得点、7.4リバウンド、7.4アシスト)に加えて、チーム成績に関しても昨シーズン17勝24敗のチームを39勝21敗まで引き上げた功労者だ。

ベスト5どころかMVPレベルの成績を残している。

しかし、①日本人選手が4人選出される②ぶっりぎり最高勝率の宇都宮からロシターが選ばれる

という2つの条件により、選出されないと考えられる。①の前提が崩れれば、選ばれると思う。

次に宇都だが、チーム成績の不利を補うにはスタッツが少し物足りない(10.4得点、3.8アシスト)。前半の勢いだったら文句なしだったが、後半に失速したのも投票者の印象に影響を与えるだろう。

・斉藤拓実は?

素晴らしいスタッツを残しているが、チーム成績が足りない。

名古屋は今シーズン、CSに進出しなければならないチームだった。

○2020-21シーズン MVP予想

今シーズンのMVPは、

金丸晃輔 (三河)

と予想する。

ロシターか金丸の二択だ。

シーズン最高勝率のチームからMVPが選ばれる法則は今シーズン初めて崩れると予想する。

・理由①スタッツ、スタッツ、アンドスタッツ

スタッツがバケモンすぎる。

27分出場 16.8得点(3FG46.6%、FG49.3%、FT90.7%)、1.5リバウンド、1.2アシスト

日本人とか外国籍とか関係なしにリーグ最高のシューターだ。

対抗のロシターは素晴らしい成績ではあるが、そこまで圧倒的ではない。

24分出場 12.9得点(3FG39.0%、FG49.7%、FT55.6%)、7.6リバウンド、4.1アシスト

・理由②昨シーズン低迷したチームをCSに導く

昨シーズン18勝23敗の成績だった三河は、今シーズン34勝21敗まで勝率を伸ばし、CSへ進出した。

その要因は様々だが、チームのエースの評価を上げないわけにはいかない。

・理由③ベスト5を選べと言われたら必ず入る選手である

もしも、投票方式が「MVPを一人選んでください」なら間違いなくロシターがMVPだ。

しかしBリーグのMVPは、ベスト5の選手の中で最多投票者が選ばれる。

ロシターはこの方式だと不利だ。「外国籍・帰化選手」という枠を争うライバルが多すぎるからだ。具体的には、マブンガやファジーカスと票を食い合って伸びないと予想する。

逆に、この方式だと金丸はマージで強い。ベスト5から外す理由を探すほうが難しいからだ。

○まとめ

このときは誰も知らなかった。

精密機械と人類の戦いの幕が切って落とされたことを・・・。

【おまけ】歴代のベスト5とシーズンMVP

・2016-17シーズン

【ベスト5】
富樫勇樹 (千葉)
比江島慎 (三河)
田中大貴 (A東京)
金丸晃輔 (三河)
ニック・ファジーカス (川崎)

【MVP】
ニック・ファジーカス (川崎)

・2017-18シーズン

【ベスト5】
富樫勇樹 (千葉)
比江島慎 (三河)
田中大貴 (A東京)
金丸晃輔 (三河)
ニック・ファジーカス (川崎)

【MVP】
比江島慎 (三河)

・2018-19シーズン

【ベスト5】
富樫勇樹 (千葉)
遠藤祐亮 (栃木)
田中大貴 (A東京)
金丸晃輔 (三河)
ダバンテ・ガードナー (新潟)

【MVP】
富樫勇樹 (千葉)

・2019-20シーズン

【ベスト5】
富樫勇樹 (千葉)
藤井祐眞(川崎)
田中大貴 (A東京)
金丸晃輔 (三河)
ライアン・ロシター (宇都宮)

【MVP】
田中大貴(A東京)

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