○ハイライト
○スタッツ
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○宇都宮を狂わせた「絶対富樫を止めるマン」のDNA
この試合を見ていた人たちは4Qに、
「おいおい、宇都宮どうした?」
と思っただろう。
そう、宇都宮のディフェンスは崩壊していた。
宇都宮は、ゲーム2からずっとペイントエリアをガン守りしてきた。そして千葉を苦しめた。
しかし、富樫が4Qに入ってからディフェンスがめちゃくちゃ変わっていた。
チームの優先順位が、ペイントガン守りから富樫のプルアップスリーに変わっていたのだ。(多分ベンチからの指示)
富樫がピック・アンド・ロールで常に二人くらい引きつけていたので、インサイドに広大なスペースができていた。そして、そのスキを逃さない富樫はやはり富樫だった。
千葉は、4Q終盤から生まれ変わったようにドライブやビッグマンのダイブが効果的に決まるようになった。
宇都宮は、富樫に反応しすぎたことが敗因となった。
○みんなが宇都宮優勝を予想する中、千葉ジェッツの優勝を予想してたブロガーがいるってマージー!?
はい、私です。
「BNTさんパねえ・・・」と思った人はワイ氏のツイッターをフォローするように。
NOTE
こういう予想はリスクがクッソ高いので、外したときはそっとしておいて。著名人の人たちは、信用を賭けてよくやるわ。本当に彼らはリーグを盛り上げるために体を張っている。
○千葉は修正しなければならない点があった
千葉にはある悪癖があるんよ。
「オフェンスが苦しいときは、執拗にインサイドに突っ込む」という癖が。宇都宮もこの傾向を把握していた。
ベンチからの指示なのかな?FTを貰えっていう。
前半の審判のジャッジの傾向から言って、ペイントガン守りする宇都宮に対してペイントアタックしても実利が少なかった。宇都宮はめちゃくちゃな人数がインサイドにいたからね。
千葉は、キックアウトから軽くスリーを打つべきだった。入らなかったとしても次への布石になる。
○比江島はよくシュートを打ち切った
千葉はピークさんを死ぬ気で守っていたから、比江島がなんとかしなければならない場面が多かった。
比江島はその役割から逃げずにシュートを打ち続けた。
確率は良くなかったが、打ち切ることが重要なのだ。そのタイミングでオフェンスリバウンドに入ることができるし、宇都宮の堅牢なディフェンスは良い形のオフェンスの終わりから始まる。
エゴではなく「チームのため」にシュートを打ち続けた比江島は「比江島」だった。
○コーが成長しすぎている
オフェンス面ではキーとなるタフショットを決めたくらいで、最近のセンセーショナルな活躍からすると物足りないと感じただろう。
いや違う、ディフェンスとリバウンドがめちゃくちゃ良かった。
無駄なファウルで相手にボーナススローを与える悪い癖を修正し(昨日のアンスポが堪えたか)、クリーンで厳しいディフェンスをしていた。レギュラーシーズン中は怪しかったスクラムスイッチの受け渡しも、よくコミュニケーションが取れていた。
大野HCもそれを評価してか、4Q最後の最も大事な時間帯にずっとコートに立たせていた。
○まとめ
楽しかった。
ありがとうBリーグ。