○フルゲーム見れるよ
○ボックススコア
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○U19日本代表のキープレイヤーは誰?
4番のジェイコブス(SG)と14番の川島(SF/PF)が2枚看板の体制。二人ともNBAグローバルアカデミーに所属するエリート。
ジェイコブスは、ナチュラルポジションはSGだけど203cmとサイズが大きいので、このチームではセンターやってたりする。
練習試合では実況者に「ヤコフ…」って言われてたから、ワイ氏も心の中で「ヤコフ…」って呼んでる。
スターティングPGは、スペインリーグEBAのセントロ・バスケット・マドリードでプレイする岡田大河だ。19歳とは思えない落ち着いたオーラを感じる。
Twitterで「今の時点で富樫や河村と同等のホールハンドリングだから見て」と紹介されてスペインでの所属チームの試合を見たが、ワイ氏的にはボールハンドリングはまずまずで、アウトサイドシュートが上手いなという印象だった。
このU19の練習試合を見ると、パスセンスはあると思うが、出す位置が合ってない。本戦中に修正できるか。
滋賀レイクスの湧川もおるで。このチームでの役割は目立つことではないが、コーチからの信頼が厚そうな印象。このB1を経験してる194cmのガードはポテンシャルエグい。
○ここがすごかったブラジル
①フィニッシュが上手い
レイアップ上手いのはなんか想像通りなんだけど、スリーも上手いわ(特に10番)。目の前にディフェンスがいても決めてくる。「プレッシャー」の基準が違うと感じた。
②1ON1が強い
ドライブ強い。クイックネスがある上に歩幅が広いから止めるのムズい。
そんな奴と練習してるからなのか、ディフェンスも上手い。日本代表のドライブが一人で守られてしまった。
③リバウンドが強い
試合見てたら「日本はリバウンド結構頑張ってるやん!」って思ってたけど、スタッツ見ると、30対59で完敗してた。(ちな、単純な本数じゃなくて%にしても完敗)
○日本はディフェンス頑張ってる
練習試合を見てた時はディフェンスがアレすぎて見てられなかったんだけど、この試合は頑張ってた。
特に平面のディフェンスでブラジルにTOを16も犯させたのはグッド!
ちょっとずつよくなってる。
○ドライブは響かないが、ポストプレイは嫌がられてた
ブラジルのディフェンスは、ドライブには全然反応してくれなくて一人で守られてたけど、ジェイコブスがポストプレイをやり始めたら、慌てて収縮してたね。
そこからのキックアウトでスリーを沈められたのは好材料。
日本は、次の試合でもドライブからズレ(クローズアウトシチュエーション)を作れない可能性が高い。ポストプレイをファーストオプションとした戦略も視野に入れた方がいい。
○川島さん、戦慄の30得点
川島さんスタッツ
30得点(FG10/23、3FG2/7、FT8/11)3リバウンド
川島さんやっぱりすげえわ・・・。
決定的なレイアップをぽろぽろしてたにもかかわらず、”これ”。
フィジカルとボディバランスを強化してフィニッシュが安定すれば手の付けられないバケモンが爆誕するぞ。
○湧川のリバウンド、バグってない?
【朗報】湧川、うっかりゲームハイの12リバウンドを記録してしまう。
なお、アシストはチームハイタイの4アシストの模様。
湧川は目立たないんだけど、随所にいいプレイするわ・・・。プロでの経験はデカいわ。
この大差の試合の中、26分もプレイして+/-が-7と、数字にも表れてる。
○ジェイコブスのコンディションが心配
3Qの勝負が決まった時間でジェイコブスが下げられたんだけど、コンディションが悪い可能性がある。
日本としては、練習のためにスターターをもう少しプレイさせたかった。エースの川島も4Qの5分までプレイしている。
そういった事情の中で、早々とベンチに下がったのは心配になる。無理はしないでほしい。
○まとめ
ブラジルの選手が点を決めた後のアナウンスが、全て「リーアンドロォォォ・・・バルボォサァ!!」に聞こえるワイ氏は病気。