◯ハイライト
◯ボックススコア
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◯ワイ氏の反応
・スーパーロスコ
ロスコがエグすぎた。
30分出場 28得点(FG7/12、3FG2/5、FT4/6)、9リバウンド、4アシスト
前節の三河戦ではロスコの使い方がワンパターンでイマイチな場面が見られたが、このゲームでは改善されていた。
少しでもロスコに有利になるようなシチュエーションでボールが渡るような工夫が見られた。アイソレーション、ピック・アンド・ポップ、ハンドオフ、フレックスからのポストフィード・・・あらゆる場面でバスケットへアタックするスペースとクローズアウトシチュエーションを作ることができており、ロスコもそれに応えた。
A東京側としては、ロシターがロスコにマッチアップしている時間帯は、ロスコをスローダウンさせることができていた。(それもあって4Qの勝負どころではロシターがロスコをマークしていた。)
しかし、それを1試合続けることをしなかったのは、試合前のゲームプランを優先した結果だろう。帰化選手のロシターがファウルトラブルになれば外国籍選手のローテーションが崩れるからね。
次回はロシターのプレイタイムをロスコに合わせてくるかもしれない。
・新潟は下を向いたらアカン
新潟は最高のゲームをした。本当にちょっとの差だった。
勝敗に関係があるかどうかはわからないが、新潟にはひとつだけもったいないプレイがあった。
前半にあったプレイで、新潟のホールハンドラーが高い位置でスティールされたんだけど、その時ボールハンドラーは下を向いてハリーバックを怠ったんよね。その後にA東京はイージーレイアップを決めた。
その場面は、そのボールハンドラーさえ素早く戻っていればアウトナンバーにならずにイージーレイアップだけは防げた場面だった。
4Qの勝負所のミスによるTOや24秒オーバータイムはしょうがないよ。A東京のプレッシャーもすごかったし、もしかしたらファウルのジャッジが難しかったかもしれない。
(もっと言えば、新潟はスターターが30分以上出場していたから、4Qでバッキバキの集中力を発揮しろというのは少し酷だ。)
でも、技術とか体格とか調子とかに関係無く遂行できるハリーバックとかの「基本」はおろそかにしてはいけない。そう感じた。
・小酒部のディフェンス良すぎ問題
今シーズンからの成長の賜物なのかワイ氏が見逃していただけなのかはわからないが、小酒部のディフェンスはバチクソに良い。すでにリーグのエリートディフェンダーの一人だ。
卓越した身体能力、優れたフットワークでピタリとマークし、スキがあればボールを奪うこともできる(この試合2スティール)。
オンボールディフェンスだけじゃなく、ヘルプディフェンスも素晴らしい。ヘルプへの意識が高い上に読みが鋭く、この試合ではコービーパラスからオフェンスチャージングを取っていた。
出場の半分以上がベンチスタートにもかかわらず、チーム内の平均プレイタイムはロシターとカークに次ぐ3番目である。
ルカHCからの評価も高いのだろう。
・周人とテイラーは心配いらなくね?
超戦力として期待された周人とテイラーだが、「まままままま」の状態になっている。
しかしワイ氏的には、余計な心配もテコ入れも必要ないと感じる。現状でも質の高いシュートは打てているからだ。あとは決めるだけの状態だ。
また、アルティメット東京というチームにおいては、ある選手が調子が悪くても他の選手が活躍するだけなので問題はない。他のチームのように「その選手が活躍しないと終わる」という状況に追い込まれることはない。
A東京は、チーム内で自由競争をするだけで成長していく。