○ボックススコア
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○うおおおおお!!秋田サイッキョ!!
秋田にとっては、すごくいい試合だった。
内容がむちゃくちゃいい。
田口と古川のアウトサイドシュートという主力武器が湿っていたにも関わらず、戦術とフィジカルで勝ち切った。
○秋田「フン、千葉ジェッツ…貴様は気に食わんがいいだろう…
秋田「今日だけは、貴様の技を借りてやる」
秋田は、「カークをアタックする」「ブリッツ(ダブルチームでワーッ)を多用する」という琉球対策を取ってきた。
これは、千葉ジェッツが、帰化ーク加入後のアルティメット琉球の攻略法として、天皇杯の決勝で披露したものだ。
千葉「琉球の弱点をもっと知りたい人はプロフィールへ!」
琉球「千葉ジェッツ許せねえ・・・!」
○カークのコンディション大丈夫?
カークは無理して試合に出てる説ない?
フットワークとジャンプ力が今までのカークと違うように見えるんだが・・・。
ヘルニアの腰なのか足首の故障なのかはわからんが、トップフォームじゃない気がする。
もしそうなら、今は休んだ方がいい。4月中旬の復帰で十分だ。
○琉球のリバウンドが著しく弱体化してる
この試合は、秋田がリバウンドを制圧(38対47)して勝利したんだが、琉球のリバウンドは弱くなってる印象ある。
その要因として、クーリーがベンチスタートになって、プレイタイムが減っているのがデカい。
琉球の外国籍ラインアップは、ロー、ダーラム、カークがメインになっているのだが、サイズが小さく、カークが仕上がっていないので、リバウンドで競り負ける場面が目立つ。
ワイ氏は、カークが仕上がるまではクーリーをスターターにした方が強いと思う。
○クマコーの偉大さを感じる試合
クマコーすごすぎた。
クラッチタイムでもりもり点を取って、琉球をねじ伏せた。
でも、ワイ氏がこの試合でクマコーの偉大さを感じたのはそこじゃない。
クマコーが偉いのは、ボールハンドリングがいいから秋田が安心してセット出来る(あと、ドライブが鋭いから琉球もクマコーにあまり寄れない)という点だ。
これによってどんな恩恵があるかというと、スペーシングが良くなるのとクマコーがパスを出しやすくなる。
これらは地味なのだが、複雑なスクリーンの駆け引きから一瞬のオープンを作ってシュートを打つスタイルの秋田にとってはバグレベルに重要な状況なのだ。
秋田のオフェンスが上手くいかないときって、スペーシングに伸びしろがあるときなんだけど、それが何で起こるかっていうと、ボールハンドラーがプレッシャーをかけられて、それを助けるために周りの選手がハンドラーに寄ってきてしまってるからなんよ。
そこでプレッシャーに負けずにしっかりキープ(またはカウンターのドライブ)してオフェンスを作れたクマコーは偉かった。
○最近の岸本ゾーンに入ってない?
岸本のスリーが全然落ちん!
この試合スリー4/5だけど、大阪戦でも京都戦でも三遠戦でもバグレベルに決めてなかった?
完全にココナッツを貪り食ってる。(?)
○古川さんの駆け引きが匠
古川さんのスクリーンをかけると見せかけてかけない動き(スリップやゴーストスクリーン)やスクリーナーになった後に自らがシューターとしてポップする動きが上手すぎる。
秋田全体がこれらの動きを詰めていて素晴らしいが、その中でも古川はアドリブと思われる動きが的確ですごい。
○ブリッツ対策は成長している琉球
アルティメット琉球が壊されてしまったんじゃないかと心配していたが、成長している部分も見られて安心した。
ブリッツ(ダブルチームでワーッ)の対策は良くなっている。
千葉戦では、ブリッツに対して中継役となる選手をボールマンのサイドに一人づつ配置する形を取っていたが、この試合では、ブリッツの間(または上)から、よりゴールに近い位置にパスを出すような形になっていた。(そこを通せないときはサイドに一人配置)
一言で言ってしまうと、消極的な形から攻撃的な形に変わっていた。
消極的になると怖さが無くなって、より「ワーッ」と来やすくなっちゃうからカウンターを狙うのは上策だと思う。
あと、今村のブリッツの捌き方が上手い。プレッシャーを躱す後ろに下がる動き(リトリート)からパスターゲットを冷静に探してパスを出していた。
○4Qに雑に投げた中山がいい仕事をする
この試合は、4Qの中山が勝利への道を作ったと思う。
ローへのディフェンスを任されて、高さのミスマッチを突かれたときは「ままままま」となったが、貴重なスリーや完璧に崩すドライブで大きく貢献した。
やっぱり秋田は”中山”なんだよな・・・。
○これ言っちゃいけないんだけど
秋田に大浦いたらめちゃくちゃ強くない?
秋田のバスケにシンデレラフィットする人材だろこれ。
○琉球は「信頼を取り戻す」とかいう言葉を窓から投げ捨てろ
信頼などという甘いものは1試合で手のひらを返す我々には通用しない!
過去の積み重ねなど覚えていないから信頼などない!
その試合が面白かったら「うおおおおお!!」で、つまんなかったらワーワー言う。
それだけや!
君らはひたむきに全力のプレイをするしかない。
そして、我々もそれが見たくて金を払っている。
まだアリーナに人が来てくれるというのはそういうことや。
○まとめ
琉球は負けた後のプロレスラーのコメントから学んでいけ。
例:
「今日は負けたが、こんなんじゃ終わらねえぞ・・・!終わらせねえぞオラァ!!
ハァ、ハァ・・・!
いいか千葉ジェッツ!秋田!西地区のチーム!!
ゴールデンキングスはこんなもんじゃねえ・・・!!次は俺たちが勝つ・・・!!
どけオラァ!!
(インタビュアーを突き飛ばして去る)
」