○ボックススコア
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○宇都宮ファン「前半の大量リード…終盤にされる逆転…うっ、頭が…!」
琉球ブースターの中で今年の天皇杯が開催されなかったことになっているのと同様に、衝撃的な逆転劇によって宇都宮ファンの心にも大きな傷を残した天皇杯準決勝。
宇都宮ブレックスは、この天皇杯の経験からバグレベルの学びを得てパワーアップしている説がある。
この三河との試合でも、1Q15点とクソデカリードしたものの、3Qに逆転されて、4Qに逆に10点差のビハインドを負ってしまう。
そこで、以前の宇都宮なら「スン…」ってなっていたところを、逆に「うおおおおお!!」と闘志を掻き立てて、たった3分くらいで逆転してみせたのだ。
宇都宮は成長している。
○宇都宮のワンツーパンチの右ストレートが井上尚弥
どうなってるんですか!ニュービルとかいう人、止められないんですけど(キレ気味)!
35分出場 34得点(FG10/16、3FG8/11)9リバウンド、7アシスト、2スティール、1ブロック
EFF(貢献度)45!!
ファーーーーーーーーーーーー!!
アカン。スリーがマッジで入る。
三河のディフェンスがぬるいわけでなかった。
ただ、ただこの男が悪魔的に決め続けた。
適切なディフェンスしててもその上からダメージ与えてくるの、完全に井上尚弥だろこれ。
○三河式ピストルアクションがパワフルすぎて草
アーリーオフェンスの一種で、「ピストルアクション」っていうやつがあるんよ。
下図のように、ボールを運んで間髪入れずに、先行する1番(PG)、2番(SG)と遅れてくる5番(C)の選手3人がウィング付近でワチャワチャするコンセプトなんだけど、三河の1番ってガードナーさんがやることあるじゃん。
そのときのピストルアクションがパワフルすぎたから紹介するわ。
まず、ガードナーさんがボール運ぶじゃん。んで、2番の石井にパス出すじゃん。
普通のピストルアクションはそこから手渡しパスでもう一回1番の選手が貰ってドライブするんだけど、ガードナーさんはビッグマンじゃん。
そこから、ピックアンドロールができるんよね。
下図のように、石井がミドル側にドリブルを始めてピックアンドロール。ガードナーさんがダイブするレーンが、がら空きなのが分かる。
5番(センター)のレイマンさんがスペースを空けるためにさりげなくボールから離れて相手5番(センター)の竹内を引き離しているのもポイントだ。
ガードナーさん、華麗なユーロステップでフィニッシュ。
ガードナーさんのPGスキル・体格と三河のアーリーオフェンスが融合したパワフルなプレイだった。
○石井と長野は、この試合もうちょっとプレイタイム伸びてもよくね?
ベンチスタートの石井と長野の時間帯が良かったように見えた。
2人ともこの試合15分のプレイタイムだったが、もうちょっと引っ張ってもいいように感じた。
○0得点とは思えないくらいの存在感を示す竹内とかいう男
竹内すごかったわ・・・。
勝負どころの4Qで相手の速攻を止めるハッスルバックや大事なリバウンドなど、存在感が溢れ出まくっていた。
0得点なのに、輝きを放ち散らかす男。
○「パーフェクト宇都宮が爆誕か!?」と思って見てたけど、三河強くね?
この試合、三河の方が内容がいいように見えた。
終盤は4点差前後で推移していったので、遠藤のバンクスリー2本と三河のフリースロー不調(16/25)が無かったら、三河は相当やれてたはず。
宇都宮相手にここまでやれる三河強い。
ただ、その試合を勝ち切る17連勝中の宇都宮は、バグレベルに勝負強い。
○まとめ
佐々HCのインタビュー時の視線の動きが完全にこれと一致している。