○ボックススコア
○希望と絶望が入り混じった試合
このセルビア戦は、いくつかの日本の懸念点を払しょくできた試合だったと思う。希望が見えた試合ではあった。
しかしワイ氏的には、「VS世界TOP勢」の中でもこの試合が最も絶望感あった。世界との差を痛感させられた。
希望1.死ぬほど入らなかったスリーを20本決める
ここまで30%程度の確率だったスリーが20/46(43%)とケチャップドバドバ状態だったのは良かった。
このタッチを本番でも出せたら、相当戦える。
希望2.リバウンドを互角に持っていけた
オフェンスリバウンド%が日本とセルビアは両方とも21%で互角だった。
日本のこれまでの課題だったリバウンドでここまで戦えたのはむちゃくちゃ偉い。
======↑ここまでが希望
======↓ここからが絶望
絶望1.ここまでスリーが好調なのに勝負に持ち込めなかった
「今日のシュートタッチで、この展開!?」
という絶望感すごい。前半残り1分で4点差まで追い上げたが、3Q開始して5分で19点差まで広げられてしまい、そこから20点差前後で推移していった。
セルビアからしたら、「勝つか負けるか」という試合じゃなかった。
絶望2.トランジション時に、日本が”認識できていない隙”がセルビアには見えている
この試合は、速攻で点を取られまくって負けたと思っているんだが、リバウンドを取られてからのタッチダウンパスでワンマン速攻出されまくったのが、ショックだった。明らかに「見えてる世界が違う」ということがわかって。(もちろんスピードで勝たなきゃいけない日本がついていけないショックもあったが)
「いつから走ってた」かが、全く理解できなかった。
速さじゃなくて、早さだということはギリわかった。日本には見えていなかった「隙」があって、セルビアから見たら狙いどころだということもギリわかった。
日本代表が初めて味わう速攻だと思う。この「世界」をもっと早く知ることができたら、日本はもっと強くなることができたと思う。日本もセルビアの戦略を真似することができるから。
あの速攻は身体能力とかじゃない。日本もパクりたい。
○背中が見えているから悔しい
今は「パリ五輪で勝つ」ということを念頭に置いているので絶望を感じているが、日本の進歩の観点から言えば、世界TOP5のセルビアに100点取って20点以内のゲームができたことは普通にすごい。
セルビアには余裕があったとはいえ、日本は歯が立たなかったわけじゃない。
これまでの歴史を考えたら、日本は健闘した。
・・・ただ、そのステージに立てて、世界TOP勢の背中が見えているだけに・・・悔しい。
差がある。
差を感じられることを誇るべきかもしれんが、悔しい。
○渡邊雄太復活ッッッ!!
プレイタイム制限があったものの、ワタナビが復帰した。
動きも問題なく、本番でもプレイできそうだ!ヒャッホーーー!!
15分のプレイタイムで10得点(FG4/6)とバグレベルに頼りになる男。公式戦から遠ざかってたのに久しぶりの代表でここまでできるの偉すぎワロタ。
○「河村の時間」をちゃんと準備することが必要
河村は八村と一緒にコートに立つと遠慮しまくるから、「河村がファーストオプションとしてアタックする時間」を”明確に”作ってやることが必要に思えてきた。
今の河村と八村の(人間)関係性だと、八村へのリスペクトが強すぎる。でもそれはキャリア的にも年齢的にもしゃーないので、機械的に周囲が「河村の時間」を作ってやるしかない。
もしかしたらベンチスタートでもいいかもしれない。
「河村の時間」によってアイドリングが終わったら、河村・八村のダブルエース体制が機能しそうな気がする。
○セットプレイを使わないのってさ
「隠してる」というのももちろんあるんだが、単純に「練度が低い」というのもあると思う。
富樫が使おうとしてたときに、八村にうまく伝わらずにその場で相当指示を出してたから、「スムーズに繰り出せる状態じゃない」可能性がある。
ドイツ戦でセットプレイを使うとは思うが、効果的に機能せずに、結局モーションオフェンスだけでやり通すパターンは全然あり得ると感じた。
○ファウルトラブルキッツ!
セルビアの強力インサイドを止めるために、鷹大と八村の二人が3Q残り7分の時点で4ファウルというバグレベルのピンチに陥ってしまった。
本番でも、こうなる可能性はめちゃくちゃある。ナビもどれだけコートに立てるかわからん。ヒューの働きは重要になってくる。
○まとめ
日本の30番は、富な・・・
_人人人人人人人人_
> アラモビッチ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄