○あの富山が得点を取るのにバチクソ苦しむ
この第1節は、富山ファンにとってはがっかりする結果だったかもしれない。
富山のバスケは、爽快で痛快だ。
圧倒的攻撃力で敵を蹂躙するゲーム展開は、アルミホイルぐちゃぐちゃものだ。
それが、この第一節では71得点、41得点と完全に抑え込まれた。フラストレーションが溜まったことだろう。
あの富山がここまで苦しんだ理由は何か?
新戦力がまだフィットしてない説、信州のディフェンスが良すぎた説、選手のコンディション説等色々あるが、2試合見ただけでは全くわからん。
次節のA東京戦はよ。
○信州おかしいwスターター3人が新戦力なのに・・・
ディフェンス良いのおかしくない!?
スターター3人が新戦力のクマコー、岡田、前田やで?
この3人は世間の評価的にも指数的にもディフェンシブプレイヤーではない。どちらかといえばオフェンスが評価される選手達だ。
それにもかかわらず、昨シーズンと同じ(もしかしたらそれ以上の)レベルのディフェンスを見せてくるとは・・・。
勝久HCがドチャクソ有能としか言いようがない。
勝久HCと再契約したフロントも有能。
○岡田のチーム?
昨シーズンのCSで覚醒して、今シーズンの活躍が期待される岡田。
リーグトップ格のオフェンシブチームである富山からリーグトップ格のディフェンシブチームに移籍したことで、チームにフィットできるかどうか心配だったが杞憂だった。
チームが岡田にフィットしてきた。この辺の柔軟性も勝久HCの評価を高める。
かなり岡田中心のチームになっている。大事な場面では、チームメイトが全員岡田を見ている。外国籍選手が、オフェンスリバウンドの後にシュートに行ける場面でも一度トップに戻したシーンは衝撃だった。
その期待に応えた岡田
ゲーム1 18得点(FG7/15、3FG2/8)、5リバウンド、5アシスト、1スティール、2ブロック
ゲーム2 18得点(FG7/14、3FG2/6)、6リバウンド、4アシスト、1スティール
もちろん、この活躍は外国籍選手のスクリーンアシストがあってのものだ。クリアアウトでドライブコースを作っている。
彼らの献身性が信州の魅力でもある。
そして岡田は、クラッチタイムではそれまで全く入っていないスリーをねじ込んできた。
信頼を得るためには十分な仕事だった。
○信州必殺のオプション、インバートP&R
クラッチタイムで飛び出した。信州のとっておきのオプションが見られた。
マクヘンリーがボールハンドラーで、岡田がスクリーナーの(インバート)ピック・アンド・ロールだ。
これの何が強烈かと言えば、「マクヘンリーのドライブが普通に止められない」。そして、対のオプションである「岡田のポップからのスリーのケアが難しい」ことだ。
スイッチも無力だ。マクヘンリーがスムーズにポストアップに移行するからだ。第一戦では、ポストアップしたマクヘンリーにダブルチームに行ったところを岡田にパスアウトされて痛恨のスリーを決められた。
このプレイは、初見だと止まらん。準備が必要だ。
各チームのみなさーん!信州はこれやってきますよーー!
○・・・信州の顔面レーティング高くね?
・・・もう信州を取り上げるのやめます。