○ボックススコア
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○辻対策でマッチアップを変更してきた千葉
今日はハラが辻にマッチアップするようにしてきたね。寺嶋に富樫がマッチアップ。
辻はフリーになることができずに1Qは何もできなかった。
広島はエバンスを中心に攻めるんだが、そこもバチコリ対策してきた千葉。特にエバンス→カイソットラインは全部は守れなかったが、止めようというアクションは有効だった。
ディフェンスの策がハマって、千葉が超重要な1Qで大差を作る。
なお、辻さんは2Qでスリー3/3というバケモンパフォーマンスを見せてくれた模様。
辻の全速で走った後にビタッと止まってスリー打つのはマジで上手い。あれは見た目の5千倍難しいからね。
うざいよー。スリー決めたときの派手なガッツポーズがうざいよー(もっとやれ)。
○パト「(辻めんどくさいな)ハラやれ」ハラ「はい」
パト「(エバンスめんどくさいな)ハラやれ」
ハラ「はい・・・」
もう、めんどくさい奴が現れたら、とりあえずハラをぶん投げとけばいいやの精神になっててワロタ。
○ペイントに侵入し散らかす千葉
今日の千葉は、昨日とは打って変わって初めからスリーのタッチが良かったんだが、安直なスリーは全然打たずに、チャンスがあるときはドライブを選択していた。
特に富樫。
富樫のリズムで言えば、普段なら絶対にスリーを打つ場面で、あえてドライブを選択し、ペイントアタックを強調していた。
他の選手たちもそのドライブに対して、スリーを狙う「ステイ」ではなく、「カット」の合わせでさらにバスケットに向かってアタックするという戦術だった。
ここまで極端にインサイドを強調する戦術は、レギュラーシーズンでは見られなかった。千葉すごいわ。ここまでやることを変えてくるとは。
千葉は。最もペイントエリアでの得点が少なく、最もスリーでの得点が多いチームだからね。
富樫のドライブに対してハラがカットして、富樫が誰もいないウィングにパス出してTOになった場面があったじゃん。あれは、いつもと違う戦術だったから二人の思い描くプレイにずれが生じたんよ。
ただ、直後に懲罰っぽい形でハラの方が交代させられたから、富樫のプレイの方がチームの約束事通りのプレイだったかもしれん。
○中村と佐土原がいい流れを持ってくる
エバンス対策を重点的にやってきた千葉に対して、佐土原のオフボールの動きがめちゃくちゃ刺さった。
ダンカースポットにスッっと入ってレイアップを決めるのが上手すぎる。
また、スリーも決めた。このスリーはゲーム3に影響するかもしれない。
中村も良かった。ちょっと積極性を欠く寺嶋に代わっての出場だったが、ゲームを上手く作った。
千葉にとっては、エバンス頼りの時間帯より脅威だったと思う。
○始まってしまった
諸子百家の一人である和井師(紀元前571年~)はこう言った。
「富樫とクリスのシュートタッチが良いときは”無為の時間”が始まる」
それは
「バスケットボールではないナニカである」
「千葉対策はこれを避けることから始まり、”きれいな千葉ジェッツ状態”にしなければならない」
今日はまさに偉大な思想家の和井師が言ったような試合だった。
しかし、広島勢は安心してくれ。富樫とクリスの両方のシュートタッチが良い日は8試合に1試合くらいしか来ない。
○ゲーム3は千葉有利なのか?
千葉有利だと思うじゃん。
実は、広島有利なんよ。
というのも、次は広島が修正する番だからなんよ。
千葉は、明日の試合も今日と同じマッチアップ、同じ戦術を使ってくる。変える必要が無いからだ。
広島はそれに対して準備できるから、広島の方が情報戦で優位に立っている。
千葉は「俺らが本気出したらこんなもんよ」って思ってたら普通に負けるで。
ちなみに、ワイ氏の予想としては、広島は寺嶋のオプション順位を上げて富樫に対してアタックしてくる。ポストプレイをやってくるかもしれん。
あと、カイソットの使い方を変えてくる。千葉はカイソットを狙っていた。
○まとめ
(倒れたハラに対して)
解説「あ、彼は体強いので大丈夫です。」