○ボックススコア
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○クーリーを締め出して広島が1-1のタイに戻す
広島的にはかなりのグッドゲームだった。
スリーのタッチの差とか琉球のターンオーバーの多さとか勝負を分けた要素はいろいろあるが、ワイ氏的には、
「クーリーに仕事をさせなかった」ことが大きいと思う。
クーリーがファウルトラブルでベンチにいる時間が長かったのもあるが、コートにいる間も、良い位置でボールを持たせず得点させなかったり(6得点)リバウンドを取らせなかったり(トータル3リバウンド)と、完全に締め出していた。
この大黒柱を封じられたことで、琉球にとってはかなりプランが崩れたと思う。
○広島が9-0のランを開幕に決める
昨日は、琉球に開幕8-0のランを食らって後手を踏んだ広島だったが、今日は1Qに9-0のランを決めてクソデカリードを作った。
河田を先発起用したのがバチポコに効いていた。
河田のリバウンドやスクリーンアシストが機能していた。
ミリングHCの采配が当たった。
○エバンスも順調な滑り出し
昨日の試合では抑え込まれていたエバンスがこの試合では、1Qから躍動した。
ミスマッチを逃さず積極的にアタックし、好調なシュートタッチでミドルシュートを沈めて1Qだけで6得点奪った。
○琉球にミスマッチを攻めさせないディフェンス
広島はスイッチディフェンスを多用するチームなのだが、スイッチ後に発生するミスマッチを上手く守っていた。
琉球はこのミスマッチを崩せずに、ダーラム地獄(後述)に引きずり込まれていく──────
○ノコノコ半端ないって
ノコノコ半端ないって!もう~!!あいつ半端ないって!
FINALの負けたら終わりの試合でスリー4/5で決めるもん!
そんなんできひんやん、パタパタやん!
ノコノコに・・・そんなんできる!?
言っといてや!できるんやったら・・・
(あいつ点取ったら喜べよな)
喜べよ!
(ディフェンスにすぐ戻ってな)
ノコノコのぬいぐるみ買ってくれたブースターの所行けよ!なんでディフェンス行くねん!
中国新聞や・・・全部中国新聞デジタルや・・・撮られたし、もう~
ノコノコがまた一面やし・・・
○スティールから流れを掴む琉球
広島は、リードを保ったままゲームを進めたかったが、琉球がそうはさせなかった。
高い位置からのプレスでスティールし、速攻から得点を重ねて猛追した。
また、広島はその時間帯は、インサイドを狙い過ぎたターンオーバーが多く、流れが「ままままま」すぎた。
○ローが輝きを放つ
今日は、ローが良かった。
チーム全体で不調だったスリーを4/9で沈め、ゲームハイタイの16得点だった。
また、それだけではなく昨日はやられ気味だったエバンスへの対応が良かった。他の選手がマークするとファウル気味に行くしかなかったが、ローはノーファウルで止めててディフェンスも機能していた。
○リバウンダー今村爆誕
オフェンスでは仕上がっていなかった今村だったが、リバウンドでの貢献が光った。
7リバウンド(5ディフェンスリバウンド)と広島にセカンドチャンスを与えなかった。
ただ、見てて足首の怪我が怖い・・・ジャンプすることに恐怖はなさそうだから良くなっているとは思うが、無理しないで欲しい。
○琉球のターンオーバーを見逃さずに始まる広島のラン
琉球はターンオーバーが痛すぎた。特に3Q。
単純なミスやオフェンスファウルから14本のターンオーバーを犯した。11点のリードを溶かしてリードされた3Qは6本も。
広島は、琉球がターンオーバーを犯すたびに得点を重ねたのが、流れを掴んだ要因だった。
試合を通して、ターンオーバーからの得点が23得点と荒稼ぎした。
○上澤のクソデカスリー
広島のブースターなら超同意してくれると思うんだが、
_人人人人人人人_
> やっと来た <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
上澤はCSに入ってから、ずっとシュートが「ままままま」だったんよ。
それが、このFINALの大事な場面でスリー+ミドルの貴重な5点を決めて勝利に貢献した。
ゲーム3でケアしなければならない存在になったら、琉球のプランを崩すXファクターになりえる。
○ダーラムのポストプレイに固執する琉球
琉球は追いつくための広島を崩す手段が無かったのが「キッツ!」だった。
ミスマッチは攻めきれなかったので、ダーラムのポストアップをひたすら繰り返すしかなかった。
スラッシャー今村が使えないのとクーリーが抑えられて使いづらい状態だからしゃーない面はある。
途中までは効果的だったが、あまりにも擦り過ぎて、広島も慣れ散らかしてゲームが終わってしまった。タイムアウトの後のオフェンスでダーラム地獄を繰り返した時は宇宙猫になったわ。
上手くいかなかったとしても別のオプションを混ぜていけ。
○まとめ
「ウチとの試合が事実上の決勝」