○ボックススコア
リンク先:Bリーグ公式
○総括すると
久しぶりに(B1は初めて)バスケの試合を生観戦したが、
めちゃくちゃ面白かった。
大差に開いたゲームでこれだけ面白かったら接戦の試合はもっと面白いんやろな。
○ありのまま起こったことを話すぜ
「横浜VS千葉の試合を見に行ったら、俺の手のひらにはアクア☆マジックのCDが握られていた」
何を言ってるかわからねーと思うが、
おれも何を受けたのかわからなかった・・・
頭がどうにかなりそうだった・・・
フォロワーからのネタの仕込みだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
○ヤベーニキ爆誕
日本のトップ選手たちのバスケットボールは本当に最高だった。
ワイ氏はもちろんドチャクソ楽しんだのだが、周りの人たちも大いに魅了されたようだった。
特に、後ろに座っていた若者は語彙を失っていた。
初めは「富樫ちっちぇえ」と「ヤベー」の2つを使い分けて会話をしていたのだが、最後の方は「ヤベー」しか言えなくなっていた。
Bリーグは恐ろしいコンテンツだ・・・。
○ショットクロック見づらくない?
素晴らしいバスケ観戦で、ビーコル関係者には感謝の念しか無いのだが、現地観戦で違和感を感じたが、ショットクロックだ。
選手からは見やすいのかもしれないが、観客席(横から)は頑張らないと見づらい。一面だけじゃなくNBAみたいに四方から見れるやつにしてもええんやで。
あと、意外だったのは、24秒が無くなりそうなときのカウントダウンってあんまり叫んだりしないんだね。コロナ前はやってた感じ?
○ぼく「お、隣の人ツイッターやってるやんけ!隣がワイ氏やって知ったら驚くんやろなニチャア」
ぼく「すいません。隣同士なのも何かの縁なので、ツイッターをフォローさせてもらってもいいですか?」キャッキャ
隣の方「あ、はい・・・いいですけど・・・」
ぼく「(チラ)(相手のアカウントをフォローし、さり気なくプロフィール画面を見せる)」
隣の方「・・・(プロフィール画面をガン見)」
隣の人「あ、私がフォローしてる人があなたをフォローしてる」
ぼく「・・・(それだけ?)」
隣の方「・・・」
全くBNTのことを知らない人だった。
もう俺を殺してくれ!!
自分が思ってるほど知名度ってないもんだね。よーし!これからも好き放題記事を書けるぞお(白目)
○河村くんのアップ凄すぎワロタ
河村くんはビビるほどスリー上手い。
なるほど、ホーバスHCが「入るから打て」と言いたくなるのがよくわかる。
アップのときにスリーの練習をしてたのだが、普通のスリーじゃなくて、ボールを下げて沈む動作(ディップ)のないクイックスリーを練習してたのよ。それが死ぬほど入る。
たまにショットクロックが無いときに河村くんが見せるシュートだけど、決まっても全然マグレじゃない。むしろ決まるのが普通というとんでもない事実を知ってしまった。
○横浜のゲームプランが崩れた1Q
千葉はクッソ強かったんだけど、横浜はもっとやれた。
1Qで3つの誤算があった。
①ジャクソンがフォウルをもらえず一生イライラしてしまう。
ボースハンドダンクに行ったときにブロックされたんだけど、多分、あれはファウルだったと思うんよね。ジャクソンはそこからフラストレーションを重ねて本来のプレイができなくなっていた。
②横浜が開幕直後に大きくリードされた場面でタイムアウトを取ったが、そのタイム明けのオフェンスで河村くんが原のディフェンスによってボールを運べなかった。
このプレイは、この試合の中でクソデカプレイだった。
このプレイを機に河村くんのエントリーのリズムがおかしくなった(ボールを手放すタイミングが早くなった)上に、原がオフェンスでも積極的になった。
③河村くんのファウルトラブル
これによって河村くんのプレイタイムが制限されると共に、積極的なディフェンスができなくなっていった。河村くんの本気のディフェンスは、ハンドチェックを多用するファウルのリスクが高いプレイなのでそれを封じられたのはクッソきつかった。
あと、試合が決まったあとに見せた高い位置からのダブルチームも準備していたはずだったが、それもファウルのリスクを恐れて使えなかったのだろう。いや、普通に使えよ。
上記3つは横浜にとって本当に終わってた。特に河村くんのファウルトラブルはやばい。
今の千葉は、河村くんがガチディフェンスで参加しないと勝てない。
○横浜のクリス対策は素晴らしい
横浜はクリスをよく抑えた。
シュートアテンプトを8本しか与えなかった。
とにかくキャッチアンドシュートを簡単に打たせないように詰めてドリブルをさせるという戦略がハマっていた。そして、ドライブに対しても3人で囲んでいた。
クリスもその仕掛けに最後の方はアジャストしてパスをさばいていたが、やりづらそうだった。
明日は、初めからパスの選択肢を持ってドライブしてくると思う。
横浜は、このパス先のシューターの「誰のシュートを捨てるか?」ということを確認したい。
なお、捨てられるシューターがいないから千葉は強い模様。
○千葉の河村くん対策はヴィック・ロー&原
追記:スマン。原のディフェンスのインパクトと原の怪我っぽいアクシデントのせいで、色々と認識が飛んでいたが、河村くんにマッチアップしてたのは、原じゃなくてローだった。試合の初めからローが付いていた。
そして、河村くんクソほどやりづらそうだった。河村くんに付いていくローのペリメーターディフェンスすごい。
河村くん対策が成功し、抑えることに成功した千葉。
(なお14得点5アシストで「抑えられた」扱いの河村くん)
明日もマッチアップの変化だけで、仕掛け的な特別なものはなさそう。
ってか原のディフェンスマージですごい。フィジカル(筋肉)ばっかり注目されがちだけどフットワークがチョッパヤ。超速い。
あと、前に西村のディフェンスもすごくよかった。この前はイジってごめん。
横浜は森井のディフェンス良かった。これは映像通り。
○この日Bリーグ勢は思い出した・・・「富樫」に支配されていた恐怖を・・・
すまん、正直に言うわ。
去年の横浜VS千葉のときのように、河村くんが富樫を喰うような世代交代を思わせるような試合になると思ってたわ。
いや、ひたすら富樫がバケモンすぎて終わってることを思い知らされた。
プルアップスリーがマージで終わってる。どうするのあれ?
会場にいるとより一層感じるんだけど、試合の流れを読むのが上手すぎる。
相手が「行けるで!」と思って観客も盛り上がりそうになったときにスリーが飛んできて会場を「しゅん」とさせる。
相手が「これ以上点差を離されたらキッツ!」っていうときもスリーが飛んでくる。
これらのタイミングで、もちろん入らないときもあるんだけど、外れたときでも「命拾いした感」が半端じゃない。なんか、自分たちの力でもぎ取った感じがしない。
これらを一言でいうと、「絶望を煽ってくる能力」が高すぎる。死神かな?
ここからは余談なんだが、
富樫は去年と今年でシュート確率が下がってるから、リーグ全体で「富樫対策」が少なくなってきている。富樫をアンダーで守るなんて2年前じゃあり得なかった。フェイスガードも緩くなってる。
ワイ氏が千葉が頭一つ抜けて強いと思っているのはこの点だ。
ほぼ全てのチームが富樫のシュートが落ちることを前提にプランを立てているから、富樫のシュートが普通に入るだけで試合が終わる。
という事態になっている。
逆に千葉ジェッツも富樫の調子が悪くても強豪チームを倒せるようにチームが機能するようにしてきたから、富樫の調子は単純な上乗せになる。
各チームはゲームプランをマジで見直したほうがいい。
○生で見ると良くわかるんだが、富樫の凄さはスピードとテクニックだけじゃない
富樫は、相手との「間」を外すのが抜群に上手い。
相手の力が抜けたときにプレイしている。
相手が力を込めたときにプレイしている。
相手が力を開放するときには何もしていない。
その感覚は全く理解できないが、そんな感じがした。
とにかくディフェンダーとの呼吸が合ってない。ディフェンダーの呼吸を読み切っているかのように裏のリズムでプレイしているのが恐ろしすぎた。
あと、体幹がバケモン。
ジャクソン相手にドリブル中のジャブステップからスリーを決めた場面なんだけど、そのジャブステップに体重がしっかり乗っててマジのドライブに見えるからジャクソンが一瞬後ろに重心が傾いたんよ。
その刹那にスリー。なるほど・・・
いやいやいやいや、富樫自身も前→後ろ→上と激しく重心移動してるから、普通はバランスなんてとれたもんじゃない。その状態で、とてつもないクイックでスリーを放って沈めてくる。
シュートで一番大切なのはリズムだ。その自分のリズムを富樫自身が崩してるのに決められるセンスはもはや意味不明だ。
映像では見たことあるけど、生で見ると驚きしか無い。
人間の動きじゃない。体幹の強さがバグってる。
あと、前述のヤベーニキも言っていたが富樫は本当に小さい。167cm無くね?
追記:167cmあるみたい。
○勝負が決まってからもガチのプレイが見れて嬉しかった
ゲーム1だからかな?明日の練習のため?
よくわからんが、勝負が決まってからも主力が出てガチのプレイをしてくれたので、面白かった。
小川くんのプレイタイムが少ないぞ
プロとしてのコンディション管理も大事だけど、ワイ氏みたいにたまにしか会場にこれない人にとっては、スター選手のプレイを少しでも長く見れるのはありがたいね。
○まとめ
またいきたい