降格が無くなった2020-21シーズンはどのようなリーグになる?戦力格差広がる説を提唱する

Bリーグ

Bリーグから2020-21シーズンのレギュレーションが発表された(↓の記事参照)。それにより、どのようなリーグになるかを考えた。

○ワイ氏「戦力格差広がる」説を提唱

結論は、「戦力格差が広がる」だ。上位チームは今と変わらないだろうが、下位チームの戦力が落ちると予想する。

その理由を以下に述べる。

理由① 降格が無いことにより育成に力を入れることが可能になる

2019-20シーズンも降格が無かったが、「シーズン前から」降格が無いシーズンはBリーグ史上初めてだ。

これによって、何が変わるかと言うと

下位チームは、レギュラーシーズンを何が何でも勝ち抜かなければならないと言う事情が無くなり、来シーズンに向けて選手の育成をすることが可能になるのである。

そのため、戦力が多少落ちても若手のプレイタイムを優先するチームが現れると予想する。

結果として、チャンピオンシップを目指すチームとの戦力差が開くことになる。

理由② 2021-22シーズンは4チーム降格するという見通しによる資金抑制

リーグからは「2024年には18チームに戻す」としかアナウンスされていないが、ライセンス落ちや経営破たんが無ければ2021-22シーズンは4チーム降格することになる。

詳細は、こっちの記事を参照↓

もし4チームも降格するとなれば、どのチームも死に物狂いでチームを強化して勝ちに来る。

そのためには、潤沢な資金が必要だ。

2021-22シーズンで有力選手を獲得するために、2020-21シーズンの人件費を抑えるチームが現れると予想する。これは、B1で生き残る上で有効な戦略だとワイ氏は考える。

結果として、2020-21シーズンの戦力がダウンすることになる。

降格の心配が無いチームはこの戦略は不要だ。下位チームの2020-21シーズンの戦力だけが下がり、格差が広がる。

理由③ 新型コロナウィルスによる影響で資金力の差が浮き彫りになる

新型コロナウィルスの影響で、2020-21シーズンは今まで以上に資金調達力の差が戦力差に反映されるシーズンになる。

2019-20シーズンが中断した上に、スポンサー様もコロナの影響を受けているからだ。

追い討ちをかけるのが2020-21シーズンから始まるクソオンザコートルールだ。

このルールは、外国籍選手を3人試合に出せる(コートに立てるのは二人)というものだ。今までは強力な2人だけ契約する形でも戦えていたが、来シーズンからは厳しい。

2人と3人では体力面はもちろん有利だが、ファウルのリスクが低いのでディフェンスの強度が上げることができることが大きい。

勝つためには3人の外国籍をそろえる必要があるが、経営が厳しいクラブは難しいかもしれない。

その上に資金のあるチームは、アジア選手・帰化選手も獲得できる。

このように、資金力の差で戦力が広がると予想される。

○まとめ

コロナと新オンザコートルールが悪い。

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