○ボックススコア
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○硬派VS硬派
この2チームって『速攻から「うおおおおお!!」展開で点を取ってくる群馬』VS「緻密なセットオフェンスでハーフコートオフェンスを組み立てるA東京」と結構対照的なチームなんよね。
でも、この2チームには共通点があるんよ。
それは、
「シュートタッチに左右されるスリーポイントとかいう浮ついたものに頼らない」という固い意志を持っているということだ。
群馬とA東京は、スリーのアテンプト%がリーグで下からワースト3に入るくらいスリーが少ないチームだ。
それも、優秀なシューターが揃っているにも関わらずだ。
これを”硬派”と呼ばずにはいられない。
この試合は硬派VS硬派の理不尽性が低いグッドゲームだった。
○1QでA東京から31点奪う群馬の爆発力
群馬の火力ヤバ過ぎ。
スティールとリバウンドからの速攻で、はちゃめちゃに点を取ってくるんだけど・・・。
あのA東京から1Qだけで31得点奪うのは、バッキバキに仕上がってきてる。
ただ、2Q以降に群馬の速攻をスローダウンさせたA東京もさすが。
○フリッピンのドライブが強すぎる
この試合12得点(FG6/9)4アシスト。
スペースを少しでも与えるとガンガンドライブしてくる。フィニッシュの精度も高い。エグい。
でも、A東京の対応力もマージですごい。
群馬が連発してきたAIカット(エースに安全にボールを渡すエントリー)からのフリッピンのピックアンドロールを2回目(3回目?)でアジャストしてきてサイズのショウディフェンスで止めてきた。
修正早くて草ァ!
ホンマレベル高い。
○テーブスのファウルトラブル早すぎワロタァ!
2Q残り9分で3つ目のファウルは早すぎやろ
○テーブスのコーストトゥコースト速すぎワロタァ!
それそれぇ↑!
○パーカーさん(42歳)の反応速度がどう見ても20歳
頭おかしい。
数字上は1ブロック2スティールだが、体感では3ブロック3スティールしてる。
多分、純粋な反射神経だけじゃなく、読みを駆使してるのだろうが、それでも速い。バケモン。
○グダイティスさんのブリッツが猛威を振るう
ここぞという時に飛び出すグダイティスさんのブリッツ(ダブルチームでワッー)がめちゃくちゃ効果的だった。
群馬の最強のオプションであるトレイのピックアンドロールに対して2回くらい刺さってターンオーバー誘ってたから群馬は相当「キッツ!」ってなってた。
○ミニ春の辻まつり開催
なかなかA東京に追いつけない展開が続いていた4Qに辻がやってくれたね。
バスカンでの3点と速攻からのスリーを決めて、たった8:02~7:46の間に6点取ってA東京を逆転したのだ。
辻はこの試合、得点面では苦戦していたけど、この大事な時間帯でスパークしてくれた。
○クラッチタイムになるとムクムクしてくるロシターとかいうゲームメイカー
チームでオフェンスを組み立ててくるA東京と言えども、クラッチタイムではスターパワーを押し付けてきた。
ロシターだ。
ピックアンドロールで「ショートロール」というロールマン(ロシター)が早めにボールをもらうムーブがあるのだが、残り4分切ったあたりから、A東京はショートロール後のロシターにスペースを与えて、ゴリッゴリにロシターのドライブからゲームを作っていた。
そして、得点を重ねた。
ちな、群馬もトレイのスターパワーで点を取ってきた。ミドルシュート上手すぎて草。
○最後のメインデルのレイアップは群馬悔しいな
この試合は、残り2.2秒でメインデルのレイアップが決まってA東京が勝ったんよ。
この最後の場面さ、結果論なんだけどさ、トレイがボール出しする選手に集中しすぎてると思うんよね。そこに意味あるかなという疑問がある。
トレイのポジショニングがこれだと、例えオールスイッチしてたとしても、このA東京のセットは止まらなかったと思う。サイズがスクリーンかけた後の動き出しが絶妙で、ターズスキーがメインデルの方を守ったとしても、今度はサイズに決められる形になってたと思う。トレイがカバーしなければ、メインデルとサイズの両方を守ることは難しかったように見える。
・・・いや、これを止めるのはムズい。A東京を褒めるべきか。
○まとめ
ベンティルさんのファウルの貰い方のクセが強い。*注意)ベンティルさんはオフェンス側で、ボールを持ってアタックしました。
何が起こってこうなったかは、君の目で確かめてみよう!(1Q残り40秒くらい)