○はじめに
この順位予想は、コーチでもアナリストでもない素人のワイ氏がそれっぽく仕上げたものです。
何の権威もないので「うちの順位低くない?」とわーわー言うのはご遠慮ください。
「自分はこう思う」と順位を公表することは、最高に歓迎します。
その行動は、Bリーグ界を盛り上げるからです。
○ワイ氏の昨シーズン予想はどうだったっけ?
ワイ氏は東地区の1位〜2位、西地区の1位〜5位を全て的中している。ファイナルの千葉優勝も金丸のMVP(シーズン終了後だけど)も的中させた。
もはやこれは、全て言い当てたと言っても過言ではない。
ウソです。かなりのクソ外しをしています。富山関連は全て外しているレベル。
何が言いたいかと言うと、どこが勝つかわっかんねーからエンターテイメントとしてこの記事を楽しんでいって。
○順位予想
【東地区】
1位:アルティメットアルバルク東京
2位:千葉ジェッツ
3位:川崎ブレイブサンダース
4位:宇都宮ブレックス
5位:サンロッカーズ渋谷
6位:群馬クレインサンダーズ
7位:秋田ノーザンハピネッツ
8位:新潟アルビレックスBB
9位:レバンガ北海道
10位:横浜ビーコルセアーズ
11位:茨城ロボッツ
・上位
【1位:アルティメット東京】
まずA東京の1位は固いと思う。
A東京は戦力的にもトップである上に、1位へのモチベーションが段違いだからだ。
「あれだけの補強をしたのだから」とファンもスポンサーも思っている。それを裏切るわけにはいかないと現場の熱は高まっていると予想する。ルカHCがどう思っているかはわからん。
【2位:千葉J、3位:川崎】
それに比べて、千葉Jと川崎はそこまで1位通過にこだわっていないと推測する。「CSで勝ち抜くためには1位シードは微妙」ということを知っているからだ。(もちろんA東京も熟知している。)
それは、準決勝で東地区の3位のチームと戦う可能性が高いからだ。
昨シーズンの1位通過の宇都宮が、1回戦でSR渋谷と当たって2回戦で川崎と当たったときに、誰もが「ええ・・・何の罰ゲームだよ」と同情したはずだ。
せめてファイナルでのホームコートアドバンテージがあればいいんだが、中立地で戦わなきゃならんのも相当罰ゲームポイントが高い。
東地区は2位がベストスポットである。(強さが東地区>西地区の場合のみだけど)
川崎はわからないが、千葉は間違いなくCSに向けての調整をしてくる。昨シーズンは、CSで選手のローテーションを変えてくる「文男隠し」をレギュラーシーズンから仕掛けてきていた。味をしめて今シーズンも何かをやってくるはずだ。
千葉Jと川崎の2位争いだが、千葉Jが制すると予想。直接対決が鍵となるが、今まで千葉を絶望の底へ叩き落としていた辻が移籍したので、川崎の分が悪いと考えている。
・中位
【4位:宇都宮】
まずファンからすると、宇都宮がこの位置だと思われていることに憤慨しているかもしれない。
話を聞いてほしい。まだ慌てる時間じゃない。
言っておきたいのは、宇都宮は最終的には強くなるということ。上の3強に切迫するほどに強くなると思う。しかし、序盤はロシターがいない違和感を払拭するための時間が必要で、出遅れると予想する。最終的に4位と予想。
【5位:SR渋谷】
SR渋谷は5位と予想。ロケットスタートを決めれば宇都宮を追い抜けるかもしれない。
西野や盛實といった世代最高の若手達が覚醒すれば、上位陣に食い込むことも十分にありえる。
【6位:群馬】
群馬は下位にはめちゃくちゃ安定して勝つと思う。ラン&ガンのスタイルは調子の下ブレが少ないからだ。しかし、トレイを一人でスローダウンさせることができる選手がいる上位陣には苦戦を強いられると思う。6位と予想。
【7位:秋田】
秋田は、プレシーズンを見る限り、チーム作りに時間がかかりそうというという印象だ。7位予想。
「スリーとディフェンスリバウンドという弱点を克服しなければならない」とワイ氏は思い込んでいたが、新加入のアイバーソンのダイブが強いっぽいので、主軸のオプションができるかもしれない。
新加入の川嶋は、かなりフィットしている。田口が本来の姿に戻れば、相当やれそう。
・下位
予想が非常に難しい。全くわっかんねー。
【8位:新潟】
新潟は主力が抜けてしまったが、コービー・パラスの加入でかなりいい形になると期待して8位予想。外国籍選手も有能揃い。また、若手だけでなくベテランのバランスが良いことも評価。
【9位:北海道】
北海道は、昨シーズンから東地区最下位に沈むチームではないと思っていた。山口の成長や寺園の加入は大きい。寺園は2020-21シーズンのディフェンシブレーティング(オンコート)-(オフコート)が5.8と優秀なディフェンダーで、北海道の力になるはずだ。9位予想。
【10位:横浜】
横浜は、昨シーズン素晴らしいディフェンスを見せていたが、その立役者のミリングHCと要のアキ・チェンバースが移籍してしまったことが大きいと感じている。10位と予想。
ディフェンスは個人の能力よりもHCの力量に左右される領域で、特にミリングHCの退任によってディフェンス強度が下がることが危惧される。
ディフェンスのカルチャーが引き継がれているなら、かなりやれるチームだ。メンバーが大きく変わらずチームケミストリーの構築がそこまで必要ないことも追い風だ。HCの力量が問われる。
【11位:茨城】
茨城ブースターのみんなスマン。B1のチームとの試合を見ていないから強さが全くわからん。
茨城の選手はB1経験者が豊富だが、それでも久しぶりのB1では戸惑って黒星が先行すると思う。近年のB2の競技レベルの向上は目覚ましいが、B1も年々レベルが上がっている。11位と予想。
【西地区】
1位:琉球ゴールデンキングス
2位:大阪エヴェッサ
3位:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ
4位:島根スサノオマジック
5位:シーホース三河
6位:広島ドラゴンフライズ
7位:富山グラウジーズ
8位:信州ブレイブウォリアーズ
9位:三遠ネオフェニックス
10位:滋賀レイクスターズ
11位:京都ハンナリーズ
・上位
【1位:琉球】
今シーズンも「西の王」の牙城は崩れないと思う。1位と予想。
昨シーズンの時点でも十分強かったが、チャンピオンになるために、更に補強してきた。CSの千葉ジェッツ戦でゴリッゴリにやられたオフェンスリバウンドを意識してか、インサイドをモリモリに盛ってきた。
そのインサイド陣も期待だが、ワイ氏的補強の目玉はコー・フリッピンだ。CSで大活躍したコーは、その勢いを今シーズンも保っている。スターターで出場したプレシーズンゲームでは、大活躍して「あれ?何シーズンも所属している選手かな?」と思わせるほどのフィット感と中心人物感を見せた。
今シーズンも琉球は始めから最後まで強い。
【2位:大阪】
今シーズンの大阪は、完全にニュービルのチームを作ってきた。2位予想。
それはバチクソ正しい選択だ。昨シーズンのニュービルさんのオン/オフのネットレーティングは26.0と完全に人間を辞めている数値を叩き出した。アイラとニュービルが出ている時間帯の大阪はエグい強い。
外部リンク Bリーグ私的データベース
https://bleaguedb.com/player/player_33085_2020-21.html
竹内譲次を獲得したことで、ニュービルさんを常にコートに出してもインサイドに不安はない。
懸念は、他チームも死ぬ気でニュービルさん対策をしてくることだ。しかしそれも杞憂に終わるだろう。スカウティングを重ねても、きっと一人では止められない。
【3位:名古屋D】
ワイ氏の中で「名古屋Dが西地区最強説」がオフシーズンにあったが、翻った。
このチームは優秀すぎるシューターが揃ってはいるが、起点となる選手が少ないことが評価を落とした。前半戦はかなり勝てると思うが、対策が進む後半につれてきつくなっていくと思う。周人とライオンズが恋しくなる予感。
しかし、デニスHCならなんとかしてくれそう。3位予想。
【4位:島根】
今オフで金丸と誓哉という日本代表選手を獲得して大幅にパワーアップした島根は、上位陣に食い込むと思う。
オフェンス力はピカイチだ。金丸と誓哉はオフェンス指数O-PIPMで日本人選手2位と3位の超有能選手だ。(外国籍選手で言えば、LJピークやジョシュダンカンと同じくらいの指数)
外部リンク B League Impact Metrics
https://b-impactmetrics.amebaownd.com/posts/21177816
問題はディフェンスだ。ディフェンスはヘナレHCの力量が問われる。B2香川時代の成績をみるとヘナレHCはディフェンスよりもオフェンスに優れているという印象を受ける。
島根のディフェンスは伸びしろと期待しよう。4位予想。
【5位:三河】
BNTさん、三河の補強と戦力評価低くなかった!?上位グループってどういうこと?
去年の話なのだが、ワイ氏が昨シーズンの順位予想の記事で、意味深な事を言っていたことを覚えているだろうか?
↓昨シーズンの予想記事より引用
去年はこのイベントが発生しなかったが、今シーズンは来そう。というか来るわ。
ツイッターでどう見ても「やる気」満々の謎のスタッフの加入が発表された。
このイベント発生の時期によって三河の強さが変わる。早ければもっと上位に行ける可能性があるし、イベント発生しなければ順位が下がる。
・中位
【6位:広島】
「広島の評価が高くないですか?」と結構言われるので、ワイ氏の感覚がズレている疑惑はある。
確かに得点王のメイヨと日本代表の辻が加入したからといってオフェンシブレーティングの向上が約束されるわけではない。ミリングHCが就任したからと言って必ずディフェンスが良くなるとは限らない。
でも、ワイ氏は強くなると思う。
【7位:富山】
かなり過小評価している可能性がある。というか多分この予想は間違っている。
浜口HC、マブンガ・スミスと優秀なシューター陣がいて弱いわけがない。アジア枠のラモスも間違いのない有能だ。
理論上は強い。・・・しかしなぜが上位に行くイメージが沸かない。
富山関連の予想は昨シーズンに外しまくったから、今シーズンも話半分に聞いてくれ。
【8位:信州】
信州ほど尊敬の念を抱かずにはいられないチームはない。B2から上がってきて、大きく選手の入れ替えをしなかったにもかかわらず、チーム力が強すぎる。勝久HCはガチ。
基本戦略も素晴らしい。「ロースコアに持ち込み、スリー多投のスタイルで得点する」という戦略は、格上に立ち向かうために最も理にかなったものだ。それを実現するディフェンス戦術も隙が無い。
そして、そのスリー多投のスタイルを、1段階上のステージに連れて行く選手を獲得した。岡田侑大という「個」を煮詰めてコトコトしたような選手だ。岡田はオフェンスの起点となるボールハンドラーのイメージが強いが、シューターとしても一流で、昨シーズンFG44.8%、3FG43.8%(リーグ8位)の成績を残しているシャープシューターだ。
また、岡田の他にクマコーと前田怜緒というセンスの塊のような補強を見せている。
「組織」に「個」が融合すれば上位陣も倒せる。今シーズンのダークホースだ。こんなワクワクするチームを8位に予想しなくてはならないのが辛い。西地区強くない?
・下位
【9位:三遠】
当初はかなりやれると思っていたが、プレシーズンを見る限り、まだまだ伸びしろという印象だ。サーディを中心としたチームを作るので、サーディの成長とともに強くなっていく。
そのサーディとポジションが被る津屋と松脇という有能の使い方が、このチームの命運を分ける。チームのトータルのタレントパワーはあるので、HCの腕が問われる。9位予想。
【10位:滋賀】
めちゃくちゃ若いチームになった滋賀。そこに名将と名高いルイスHCがB2佐賀からやってきた。
注目は、アジア枠として加入したキーファー・ラベナだ。
素材は揃っているが、おそらくチームを作っていくためにまだまだ時間がかかる。誰が中心のチームなのかも全くわからない。10位予想。
【11位:京都】
昨シーズンのPGがモリモリのロスターから一変して、バランスの良い編成になった。
内田、秋山、鈴木、加藤の獲得は、かなりグッジョブだ。
京都の評価が低いのは、今やリーグの常識である「帰化・アジア枠」を使用しないという漢の戦略を採用したことと、アーティスの離脱により外国籍選手が2人のままシーズンが始まりそうという苦境に立たされているからだ。
ワイ氏的にはネタ的にめちゃくちゃワクワクしている。このわけのわからない状態で勝つのが京都ハンナリーズだ。ある意味で、最下位予想も壮大なネタ振りなのかもしれない。
○東地区と西地区の戦力バランスが良くなってきている
西地区がめちゃくちゃ強くなってきている!
ドラフトとかサラリーキャップなんて絶対にいらんやんけ!!
最上位チームは東であることに変わりはないが、西は全体的に強い。
西地区は、ぶっちゃけどこが勝つか全くわからん。
今シーズンもBリーグは間違いなく面白い。
○あとがき
ハァ・・・ハァ・・・なんとか開幕に間に合った・・・。
面白かったら投げ銭ください(直球)。