◯第3のシンデレラボーイ・フィーラーさん爆誕
シーズン中は第3の外国籍選手として、そこまで脚光を浴びることが無かったフィーラーさん18得点(8/12)の大活躍!
得点、特にスリーも素晴らしかったが、オフェンスリバウンドが最も素晴らしかった。
フィーラーさんはオフェンスリバウンドを4本もぎ取ったんだが、川崎に流れが行きかけて宇都宮が苦しい時に味方の外れたシュートをそのままスコアして流れを渡さなかった。
千葉線では、荒谷、テーブス、そしてフィーラーさん・・・目立たなかった選手が次々覚醒していくので対策難しすぎたろ・・・捨てられん・・・。
◯宇都宮のセカンドユニット仕事しすぎ
「宇都宮はスターターはセカンドユニットがイマイチ」
そう思っていた時期が僕にもありました・・・。
宇都宮のセカンドユニットめちゃくちゃ良い!
それぞれが自分の仕事を全うしてたけど、その中でも喜多川良かった。川崎を突き放したきっかけは喜多川の迷いないスリーだった。
あと、プレイタイムが短かったけど、竹内良かった。ニックに対する対応がクッソ良かった。
藤井とのミスマッチができた時にボールを入れてほしかった。次戦でプレイタイムが伸びることに期待。
◯スコットのリバウンドIQ高すぎ
スコットのリバウンド偉すぎる。
スコットという大地の上で宇都宮は戦っているから、もう感覚が麻痺してるけど、スコットのリバウンド技術というかIQすごいで。
難しいリバウンドを簡単に取ってる。具体的に言うと、長い距離のシュートが短くなってリングの手前に当たって鋭い確度で落ちるリバウンドを確保するのが上手い。
このリバウンドって、予測しないと取れないんよ。見てからじゃ反応できない。自分のディフェンダーのボックスアウトに意識を割きながら正確にシュートの軌道を予測する頭脳エグい。
あと、味方と敵の位置を把握して、確保するかチップするかの判断が抜群。空間把握能力すごい。
◯世界の比江島が脅威すぎる
得点は12得点と千葉戦ほどの爆発は無かったが、アシスト7(シーズンハイ)とチャンスメイカーとしての能力を見せつけた。
「比江島ならそれくらい普通では?」と思うかもしれんが、宇都宮のチーム事情からすればめちゃくちゃ素晴らしい活躍なのだ。
というのも、宇都宮はボールハンドラーが怪しくなるときがある。今まではロシターが起点になることでなんとかしていたが、ロシターが抜けた今は、これこそが比江島に求められる仕事なのだ。
あと、ダブルクラッチすごかった。滞空時間が漫画すぎない?
◯スーパージャニング
ジャニングさんの仕上がりに宇都宮ファンは「アカン・・・」と震え上がったはずだ。
22得点(FG7/18、3FG5/12)、6リバウンド、6アシスト、2スティール
調子が良いと一生シュート打ってくるから厄介極まりない。
ただ、ボールハンドラーやるよりもフィニッシャーに専念するほうが怖いような気がする。オフボールでのディフェンダー吸引器ぶりを活かしたい。
◯川崎はファジーカスさんのインサイドアタックをもっと使ったほうが良い
宇都宮からしたら、ファジーカスのポストアップが一番嫌だと思うんだよな・・・。
もちろん得点効率を高めたいということもある。この試合の川崎のFGは41.3%と低調に終わった。
もう一つ重要なのが、相手のインサイド陣への負荷の問題だ。
この試合ってスコットのファウルが0でフォトゥのファウルが2つだけなんよ。
それだと伸び伸びプレイされちゃう。もうちょっとストレスを与えたい。
◯まとめ
2016年にBリーグ開幕戦を見た時「こんな不自然に観客の色が半分に2色に分かれるわけ無いだろwwやらせ乙ww」と思っていましたが、今日の等々力は完全に2色に分かれてました・・・本当にありがとうございました・・・。
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