五輪初戦スペインに敗れたけど、ワイ氏は嬉しいよ【ワイ氏の反応】

日本代表

○ボックススコア

FIBA公式

Japan v Spain boxscore - Tokyo 2020 Men's Olympic Basketball Tournament - 26 July - FIBA.basketball
The official website of FIBA, the International Basketball Federation, and the governing body of Basketball. FIBA organises the most famous and prestigious inte...

○ワイ氏の反応

●あの日本が世界最高の国々と「戦える」喜び

相手はあのスペインやで?
近年、この世界バスケ界でアメリカとバチバチにやりあっていて、2年前のW杯で優勝したスペインやで?

一方日本は・・・数年前までアジアですら連敗してたチームやで・・・。

ワイ氏は嬉しいよ、日本の成長が。
必死に盛り上げてきたBリーグと、海外組の死にものぐるいの修行の成果が現れていて最高だよ。

勝てる。このチームなら。短期間でもまだ詰められるところはある。
アルゼンチンに勝とう。スロベニアはキツい

●普通にリバウンドを取って、普通にボールを運んで、普通にセットできるありがたさ

日本が進化していると感じる点はいくつかあるが、一言で言うと

「普通のことが普通にできるようになった」
これが本当にありがてえ。

リバウンド:頑張っていた。しかし、まだ伸びしろがある。八村2リバウンドは少ない。もっとできる。
ボール運び:スペインがプレスを仕掛けてこなかったことも大きいが、良かった。
オフェンスのエントリー:抜群の安定感。特に後述の富樫は最高だった。

W杯の時は、これらが本当にキツかった。以前は、ボールをなんとか運んできてもTOを避けるためのパス回しに終始して相手を押し込めず、セットを組むとかそういうレベルじゃなかった。

これが改善された要因は、世界との対戦経験を経て、プレッシャーに慣れてきたのだと考えられる。ボロクソに負けたとしても、世界を知るっていうのは大きな財産になるんだと感じた。挑戦は偉大。

●ミドルレーンを割られ過ぎ

日本のディフェンスをどれかひとつだけ修正できるとしたら、スペインのトランジションに対するディフェンスをなんとかしたかった。
相手ビッグマンが遅れてミドルレーンを割ってフィニッシュするムーブ(トレーラー)を全く止められなかった。

これは、確かにスペインの上手さもあった。本命のトレーラーを通すための囮となる選手の動きが軽視できないクオリティだったことは間違いない。

しかし、それ以上にワイ氏が感じたのは、「八村とギャビンがファウルトラブルを恐れ過ぎている」ということだ。

確かに、八村とギャビンがいなくなると日本は詰む。

しかし、スペイン相手に20点ビハインドも普通に詰む状況だ。スペインに走られかけた場面では、ビビらせる意味でも1回くらいファウル覚悟で止めに行っても良かったのではないかと感じた。

●超強豪国相手に富樫が輝く理由4つ

フランス戦に続いて、スペイン戦も富樫が良かった。対アジアでは本来の力を発揮できていないように見えた富樫が超格上相手に輝くという興味深い現象が起きている。その理由を考えてみた。

①海外組は世界トップ相手ではボールハンドラーになれない。
Sクラス戦力の八村、ワタナビ、馬場だが、彼らも完璧なプレイヤーではない。「高い位置からオフェンスの起点になる」ことは彼らの本分ではない。アジア相手ではスターパワーでゴリ押しできたが、世界トップクラスの相手では無理なことがわかった。
「海外組がオフェンスを作るからガードはディフェンス重視がいい」という見込みは甘かった。オフェンスを統率して打開する生粋のボールハンドラーが必要だった。

②オフェンスのエントリーの安定感が卓越している。
スペインのガードのプレッシャーに晒されることなくセットのコールを安定して出していた。スペインのガードがプレッシャーをかけなかった理由は、高い位置からピック&ロールを食らうと容易にディフェンスを崩されることがわかっていたから前に出られなかったものと考えられる。

③ボール離れが悪いことがプラスに働いている。
よく「富樫は早い展開を作る」と言われるが、ハーフコートバスケになるとそうでもない。めっちゃドリブルを突いてショットクロックを溶かす。この特性は悪いことばかりではない、超格上に対しては戦略的に有効に働く。なぜなら日本は、ロースコアの展開で「紛れ」を起こしたいからだ。殴り合いになったら精度に優れる格上が勝ちやすい。

④超強豪国からすると富樫の身長のミスマッチを突くよりも普通にインサイド攻めたほうが効率がいい。
「Bリーグのチームは、なぜ富樫に対してポストアップしないのか」という疑問に対する答えでもあると思う。それは、「自分たちが普段使わない、ガードがポストアップするという歪なオフェンスよりもビッグマンが普通にポストアップした方が勝算が高い」という理由だ。クラッチタイムでは、ミスマッチを突いてくると思うけどね。

●スペイン人「トガーシイは覚えた」

スペインで富樫がバズってた。

●田中の評価が低いのは大体ルビオのせい

田中が色々言われてるけど、ワイ氏的には田中はかなり良かったと思う。

田中がコートにいたときって、ほとんどルビオがいた時間だから点差が広がるイメージが強すぎた。

田中は悪くない。ルビオが悪い。

●八村のボールのもらい方は怖さが無い

八村さんもしかしてコンディション悪い?
W杯のときのような獰猛さが欠けている。オフェンスもディフェンスも。

具体的に何をして欲しいかといえば、ボールのもらい方に、ポストアップを混ぜろ。プレイの選択に緩急(硬軟?)をつけろ。そして、フィジカルにアタックしろ。

ラマスHCもどうした?W杯の時は、AIカットからの八村のポストアタックばっかり使っていたのに…。

八村がペリメータープレイヤーとして成長と変化しているのはわかるんだけど、それ一辺倒だけではなく、パワープレイも欲しい。相手もすげえ嫌なはずだ。

●比江島はひっそりと通用していた

比江島はすげえ良かったんよ。初見殺しの比江島ステップがスペインにも通用するという熱さ。

なおプレイタイム

●ラマスHC「点差が開いてしもうた・・・せやカナマールや!」

金丸「フンッ」

スリー2連続ドーン、フリースローもらって1分ちょっとで8得点

ラマスHC「えぇ・・・(ドン引き)。ジャパニーズヘンタイ・・・」

●次の相手はルビオの3倍やべえと言われているドンチッチ

はよ

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